雨続きで、作業が捗りませんね。
もうこうなったら、ガレージの中で作業を進めて行きましょう。
藪蚊も出てくるようになったので、暑いですが長袖で作業します。
先ずは、リアタイヤをリフトアップしてから、マフラーを外します。
この辺りは整備性がすこぶる良くて、工具もそれほど必要ではありません。
リアタイヤも外して、ブレーキパッドの残量や引きずりが無いかを確認します。
まぁ、パッド交換をしてから3000キロほどしか走っていませんから、残量は気にする必要がありません。
で、何をするかというと。
デフオイルの交換にプラスαを考えていたんです。
それは。
SOD-1の添加です。
この添加剤については、いろいろな方がインプレをされているので割愛しますが、熱の入らないオイル類にも効果があるということで、K1300Sのファイナルドライブに導入してみます。
本来はね、パサートのDSGに添加する目的で購入したのですが、今回のロングツーで体感出来ればと思い、K1300Sの方が先行することになりました。
そもそも昨年に交換して以来、まだ2000キロちょいしか走っていないファイナルのオイルが劣化してはいない筈なんですよね。
ほらね。
でも、、、。
ドレンボルトには、しっかりと黒いスラッジが溜まってます。
この汚れをね、綿棒ですくってみると
あら、汚い。
なるほど、このドレンボルトが変な形をしているのは、ファイナルケース内で沈殿するスラッジを溜めるようになっているんですね。
また少し賢くなれたなと思いながら、SOD-1を開封してみます。
う〜ん、硬いエンジンオイルにしか見えません。
で、添加する量は、足すべき油脂の容量に対して約10パーセント。
ですから、この1リットル缶でパサートのDSGに4回使ったとしても、200ml残るので、K1300Sのファイナルも20回近く添加できるだけの量があります。
ま、そんなに交換しませんけどね。
モトレックスのハイポイドギアオイルを注いだ後に、ブレーキディスクを手で回してオイルをギアに馴染ませていきます。
前後方向に数回ずつ回したら、いよいよSOD-1を添加します。
いや〜、硬いですね。
まぁ、針を使わなくてもいいんですが、ケチンボな僕ですから、最後の一滴まで残らず注入します。
ついでに、ABSセンサーに汚れが付着していないかも確認しておきます。
ここが汚れると、ブレーキ関係のエラーを拾うことがあるようです。
カルダンシャフトのジョイント部にもグリスアップを行って、ブーツも新品に交換します。
確か昨年交換した筈ですが、、、
ええ、まだまだ新品のコシが残るブーツですが、ツーキングマシンのK1300Rのブーツが劣化してきているので、K1300Sから取り外したほぼ新品のブーツをK1300Rに取り付けて、新品のブーツをK1300Sに奢るという計画です。
ジョイントブーツには、防水性を高めるためにモノタロウブランドのシリコングリスを塗り込んでから取り付けます。
ここがしっかりメンテナンスされていてこそ、このバイクの乗り心地が確保できるんですよね。
ふぅ。
これでファイナル周りのメンテナンスは完了ですが、もう汗だくですね。
さて、もうひと汗かきますか。
汚れているリアホイールも洗浄して、綺麗な状態で取り付けてやることにします。
流石に汗が引かなくなったので、そろそろヤバいかなと思って、今回もインオペです。
また次回。