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納車されたばかりのK1200RSportですが、、、何となく感じるものがあったんですよ。
この2つ。
スマホホルダーとUSBポート。
さて、どこから電源を取ってるんだろう。
で。
早速分解してみました。
こういった後付け電源が原因で火災が発生することってあるんですよ。
スマホの充電なんてのはそれほど負担にはならないんですが、BMWツアラー乗りの方は電熱ウェアなんかを愛用する方が多いんですよね。
タンクの左脇に配線が纏められているな。
そこから下に配線が落ちてる。
もしや!
ミッションケースの左側に取り付けられているヘラープラグソケット。
クルマでいうシガーソケットですね。
ここから12VのエンジンON、OFF連動電源が取り出せます。
あ〜あ〜、なんだこれ。
ブツッと切られた配線、しかも絶縁・防水処理なし。
ここからギボシで12Vを取り出してますね。
ちょっとだけ巻かれた絶縁テープを剥がすと、あれ、電源側に剥き出しのオスギボシが!
ありえまへん。
これならエレクトロタップで分岐してる方がマシですね。
危険な配線としか言いようがありません。
ダメダメな結線をエイヤッとカットして、車両電源側にはメスの110型端子に切り詰めた透明カバーを組み付けます。
一方、ヘラーソケット側は110型のオスにする訳ですが、残った配線が極短なんです。
なんとか圧着して、後入れタイプの端子カバーを嵌め込みます。
これでいいかな。
110型端子同士を接続したら、絶縁テープでぐるぐるぐるとパッキングしまして、絶縁・防水処理は完成です。
これで、火災のリスクが低減出来ました。
で、電源の大元であるバッテリーを辿って行くと、、、。
あら、また。
バッテリーを押さえているステーのネジが嵌まってません。
しかもマイナスターミナル。
緩んでまして、ETCのアース端子もこのとおり。
あり得んですね、こんな接続位置は。
バッテリーカバーに配線の逃げがあるんですから、そちらに逃すのが当たり前というか、これではアース線の断線も有り得ますよね。
バッテリーターミナルを緩めたついでに、オプティメート用のコネクターを取り付けておきました。
はぁ、これは思いのほか手が掛かりそうです。