毎日、お疲れ様です。
お盆休みを満喫されてる方も多いでしょうね。
今日から前倒しで仕事していますが、明日はお休みを頂きます。
さて。
毎日の通勤で活躍してくれている、トライアンフ・スピードトリプル。
2000年初頭からこのデザインを採用してきているトライアンフは凄いなって思ってしまいます。
2005年頃からは、倒立フォークとラジアルマウントキャリパーを採用した足回りに変更されて、ドゥカティ・モンスターなどのヨーロピアンネイキッド特有の強烈なアピアランスを発していました。
しかし、この倒立フォークはメンテナンスにお金がかかるのがネックなんですよね。
梅雨明けあたりから、右のインナーチューブにオイル汚れの付着が認められるようになりました。
これ、これです。
雨が降ったあととか、2〜3日乗らなかった日がある時は、シリコンスプレーを吹き付けて抽動させるとオイルシールが長持ちすると聞いていたので、出来るだけそうするようにしていました。
しかし、この黒い汚れは綺麗にならな上に、手で触ると滑らかでない感じ。
フロントフェンダーを取り外して、ダストシールもめくってみることにしました。
もしかして漏れちゃってるのかな?
まだオクムラでメンテナンスして2年なんだけどな。
フロントフォークのインナーチューブを傷付けないように、エーモンの内装剥がしでこじってやります。
シリコンスプレーなんかを吹いてからの方が簡単に外れるかもしれません。
軽くフロントフォークをダイブさせて、シールからの漏れ出しを確認してみましたが、漏れてるような形跡はありません。
ならば。
ナフコの安っい無溶剤シリコンスプレーをオイルシールに向けて吹き付けたら、またフロントフォークを伸縮させます。
しかし、汚れやオイル漏れもないみたいです。
となると、こちらか。
ダストシールにシリコンスプレーを吹き付けて、インナーチューブでシコシコしてみると、、、あら、汚い。
その名のとおり、しっかりと汚れの侵入を、防いでくれていました。
ここでパーツクリーナーや溶剤入りの潤滑剤を使用してしまうと、シールを痛めてしまいますから、シリコンスプレーでクリーニングするのが良いらしいです。
ダストシールから汚れが出なくなるのを確認したら、ネバダルという研磨剤でインナーチューブの汚れを磨いて落とします。
オイルシミも無くなり、指の腹で撫でてみてもツルツルなのが体感できます。
よーく見ると、インナーチューブに点サビが見つかりました。
普段使いならここまでストロークすることは無い部分ですが、パニックブレーキなんかでノーズダイブした場合は正直影響があるかもしれません。
反対側も同じ様にメンテナンスをしたら、またダストシールを組み上げて終了です。
こうしてみると、K1300Sのホサックタイプサスペンションの素晴らしさというか、安定感がよく分かります。
普段乗りのバイクだけに、しっかりとメンテナンスしてやりたいものですね。