ファンベルト交換 LA600S タントカスタム 2 | black・knight

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バイクとクルマ、変なこだわりのある男のブログ

ファンを駆動しないけど、ファンベルト。



今回は猛暑の中、敢えて交換を行なっています。







新品のVベルトを取り付ける前に、各プーリーの清掃を行います。



パーツクリーナーを噴霧して、プーリーあたり面の汚れや付着物を取り除きます。







暑さのあまり殆ど写真がありませんが、内側に装着されるオルタネーター用のVベルトを取り付けます。



ベルトの張り具合を確認しながら、もともとナットのあたりがあったアジャスターボルトの位置までM10のボックスラチェットで締め込んでいきます。



M14のボックスでオルタネーターを固定したら完了です。







続いては、コンプレッサー用。



クランクプーリーに取り付けているのが、ストレート製のベルトインストーラーです。



ネオジムマグネットでクランクプーリーに張り付いて、Vベルトをプーリーに導くような構造になっています。







コンプレッサー側プーリーに新しいVベルトを掛けて、クランクプーリーの下側からベルトを掛けて行きます。



クランクプーリーとVベルトとの間にインストーラーを滑り込ませて、ベルトとインストーラーが外れないように手で押さえつつ、クランクプーリーのセンターボルトをM19ボックスを取り付けたラチェットで時計回りに回転させて行くと。







もうここまで来れば終わったようなものです。



ストレッチVベルトは、その伸縮性で張り具合を調整しますから、嵌めれば作業は完了です。



ここまでの作業が済んだら、ベルトに緩みや弛みが無いかを確認してからエンジンを始動してテストを行います。







もちろんACスイッチもONですよ。



うん、いい感じですね。







あとはついでにパッド残量やブーツ類の点検を行ったら、タイヤホイールを取り付けて作業終了です。



日立製のブレーキディスクも綺麗に摩耗していますから、ブレーキキャリパーのオーバーホールをしてよかったなと感じますね。



どうでしょう?



コンプレッサーの回転に関するロスも少なくなるでしょうし、少なし燃費も向上する筈です。



はぁ、少し疲れましたね。