ケントで初夏らしい日曜の午後を満喫② | 小鳥のさえずり-親子5人ロンドン生活

小鳥のさえずり-親子5人ロンドン生活

ロンドン南東部ブラックヒースでの小鳥のさえずりがBGM生活もついに11年目突入!8歳、6歳、4歳の3人の子供たちに振り回され、1ヶ月が1週間に感じるばたばたで自転車操業な毎日のあれこれを綴っています。

イチゴ狩りの後は、疲れたし、お茶をしようということに。Stonepitts Farm は、実はその前の週末に行ったイグサム・モート の近くなので、じゃあ、あそこでまたお茶をしようということになりました。お母さん、連れてきてあげたかったね、と言っていたところだったし!


先週、クリームティーをしたので、私たちはケーキ、そしてお母さんはクリームティーにしていました。お母さんが「こんな気持ちの良いところでクリームティーが楽しめるなんて、最高の週末だわ」と何度も感激して言っていたのが印象的でした。そんなに喜んでもらえて良かった。


そして先週のイグサム・モートに行った後に引き続き、今回もあの周辺を家探し目的で軽くドライブ。赤ちゃんが出来ると、今の1LDKのアパートはどう考えても手狭になるため、どこか1年後ぐらいの引っ越し先を考えなければならないのです。現在の私たちにとっての、最大、かつ緊急課題です。


今のアパートは本当に大好きだけど、現段階でもふたりが限界。捨てても捨てても、すでに物があふれていて、本当はばちっと整理整頓したい彼は、すっきりしない家にイライラっとすることもあり。


とはいえ、不動産がべらぼうに高い、それなりに高級住宅地なブラックヒースで、これ以上広めのスペースの所には越せないという懐事情もあり、ブラックヒースから近めで、お手頃価格、でも安全な住宅地はないものかとこのところ、頭をひねっている状態なのです。


先週見たセブンオークスは、素敵な繁華街もある結構大きな街で、でも不動産のお値段はとても普通感覚の所だったんだよね。ブラックヒースで、長屋的なおうちが買えるかなぐらいのお値段で、隣と壁でくっついていない、本当の一軒家が買えるみたい!


まあ、駅近とか、条件を言い出すと、ここまでお安くもないのかもしれないけれども、まだケントの村なら、うちが買えるかも、引っ越せるかも、と先週は希望の光が一筋やっと見えたのです。そんなこともあり、帰り道は、また新たな村候補探しのドライブです。


お母さんは、収入源が彼ひとつという、うちの非常に厳しい懐事情では、ブラックヒースでうちのアップグレードが出来ないのは分かっているけれども、息子に遠くに行って欲しくない、近所でお手頃な不動産を見つけてくれるかもという希望は捨てていないという感じが見られました。そりゃ、私たちもここのままがいいよ。暮らしやすいし。


オットフォード の辺りから、もしかしたらラベンダーが見ごろかもなんて言いながら、車を走らせていたら!「わおー」と3人揃って雄叫びをあげざるをえないすごい光景が車の左手に広がってきました。


なんと一面紫の洪水★ケントでラベンダーで知られているThe Hop Shop のラベンダー畑がまさにベストシーズンを迎えてたよ!なんて美しいのかしら。


lavender4  →ラッキーなことに、先週と今週が「ラベンダーウィークエンド」というベストシーズンだったみたい。きゃおー!!さすがに3人とも、あまりに美しい光景を目の前に、自分たちの幸運に酔いしれざるを得ない気分。こんなについていていいのかなー。だって、花のベストシーズンって本当に読みにくいんだよね。


lavender  →これは車を降りて、ラベンダー畑を下から仰ぎ見た図だけれども、車からは反対に丘の上から見下ろす辺りが一面紫なの。実際は軽くこの2倍以上、ラベンダー畑がざざーっと広がっています。息を吸い込むと、幸せなあの香りが胸にいっぱい広がります。


lavender2  →しかも趣向として、むっちゃ面白いのがこれ。なんとラベンダー畑の真ん中に、セラピーコーナーが!


この週末は、LAVENDER MASSAGE WEEKEND - AROMATHERAPY MASSAGE EVENTというのをやっていたみたい。天然のラベンダーの香りをかぎながら、受けるマッサージって夢のようなシチュエーション。ヒーリングの極みやね。


lavender3  イチゴ狩り 、外で午後の紅茶、そしてラベンダーと、本当に英国の初夏らしい要素を満喫した日曜の午後でした。ああ、冬よ、やってこないでって英国人のように、心から切実に思うなー。


(今回の写真はすべて7月13日ケント州The Hop Shopにて撮影)