中学部活動「ヒップホップ禁止令」生徒ら泣いて抗議 国会で論議も

(2024年6月12日 10時00分 朝日新聞)
 

 東京都千代田区立・麴町(こうじまち)中学校で、ダンス部の部活動をめぐって保護者が区の教育委員会に抗議文書を提出する異例の事態になっている。生徒の自主性を重んじる教育改革で有名になった麴町中。だが今回は、学校による事実上の「ヒップホップ禁止令」が発端で、国会でも取り上げられた。なにが起きているのか。

 5月下旬、麴町中の保護者46人から区の教育委員会に対し、ダンス部がヒップホップダンスを発表する場がなくなり、生徒が精神的苦痛を受けた、などとして抗議する文書が提出された。

 保護者らへの取材によると、麴町中ダンス部はここ数年、毎年5月の体育祭と10月の文化祭「麴中祭」でヒップホップダンスを披露してきた。発表に向け、部員たちは週2回、ヒップホップ専門のコーチから指導を受けてきた。

 

(引用ここまで)

 

ヒップホップと言えば、ヘビーメタルジャンル以上にドラッグが蔓延している界隈なので学校側も警戒したんかなあ、と思って見ていた記事でしたが。

音楽性だけで言えば、普通にメタルよりかは市民権を得ているジャンルで、俺は生涯メタラーだ!!とか今年の夏は声優のライブに行くぞぉ!!なんて言うよりかは、世のパンピーに受け入れやすいモンだと思っていました。

 

となると、禁止令って相当スゴい話ですが、よほどこの中学校が世紀末状態だったんでしょうか?

校内をバイクで走り回ったり、トイレで小便中の膝カックンが流行るような治安の悪さで、ヒップホップが割を食ってしまったのか。

 

そんなわけで、これで一応音楽好きな私としては面白そうな話だなと思って、推移を見守ろうとしていたのですが。

なんと冒頭の朝日の記事にデマの可能性が出てきたので、週末更新できなかったこともあり、急遽取り上げることにしたわけです。

 

以下、朝日の報道を受けての学校側の反論ということですが・・・

 

https://www.fureai-cloud.jp/_view/kojimachi-j/home/index/information

2024/06/12

一部報道について
 今般、一部の報道機関より、ダンス部の活動について報道がなされ、ご心配をおかけしております。
 
現在、ダンス部の活動については、報道とは異なり、専門の指導者のもとヒップホップダンスを含め週2回の活動を実施しております。
 なお、今回の報道内容に関しまして、報道機関からの取材は一切受け付けておりません。

 

(一部抜粋)

 

また、以下で保護者向けの通知文書も公開されていますが、PDFか何かのようなのでこちらは各々のネトウヨ諸氏で読んどいてくだせえ。

 ↓

https://www.fureai-cloud.jp/_view/kojimachi-j/attach/get2/5383/0

 

まあ見てのとおりで、朝日の報道とは真っ向から異なる実情のようですが、これは一体どうしたことなんでしょうか?

ここまで対立している以上、朝日のウソか学校のウソの二択しかないでしょうね。

今のところ判断材料がないので、どちらがどうとは言えないのがもどかしいところですが・・・

 

学校とてウソをつけばすぐにバレてしまいますし、ヒップホップな中坊がバイオレンスになったり保護者がエキサイトするだけで何にもメリットがない気はします。

一つの可能性として、確かにヒップホップいらねえみたいな動きが一時期この学校にあったものの、抗議を受けるなどで上の通知文にあるような状態に戻したというのは考えられますが。

それだったら現状がわかるように記事を書くべきなんですよ。

なにが起きているのか。とか言ってるんですから、実際に起こっていることを書けよと。

 

学校側もブチ切れてしまったのか、この件の取材は一切お断りするとかで、この強硬な態度もどうかとは思うのですが、なかなか珍しいくらいの対立姿勢を見せていますね。

こうなると朝日からの続報は期待できませんが、また何かわかったら記事にしてみたいと思います。

 

 

 

VIPER - Light in the Dark

ヒップホップの話題だからって、この俺がヒップホップなんて紹介するわけねーだろ!!と言わんばかりのピュアメタルの至宝をお前らにお届けします。
言わずと知れた、このブログでは死ぬほど取り上げ続けたブラジルのVIPERで、昨年発表・現時点最新のアルバム『Timeless』からの出典です。
7曲目というアルバム中でもド真ん中にブチ込んできた強力なメロディックスピードメタル曲で、コレ系が好きなら誰MoGa気に入る名曲でしょうね。
アルバム自体は若干迷走した内容ですが、こういうのが他に3曲は入っているので、買っても損はないです。
このブログの愛読者であるメタラーなお前らには、こんなヒップホップ絡みのクソみたいな話じゃなく、こういう名曲を聴いて泣いて欲しいですね。
 
CDだと割と高いんですが、デジタル盤だけ持ってるのも不景気だと思って仕方なく買いました。
ただ、プレイヤーによっては音飛びしやがるという海外仕様なので、パンピーにはあまりオススメできません。