伊東選手が性被害訴える女性側に「2億円」の賠償求め民事提訴 女性側は「二次被害に苦しんでいる」と主張

配信 関西テレビ)

 

まあ見出しのとおりなので、引用は省略します。

お前らみてぇなネトウヨ諸氏も、この件は知ってましたよね?

当方で今まで取り上げて来なかったのは、この件の事実が判然としないからで、判然としない以上は推定無罪とするのが現代人としての賢明な立場でしょう。

 

同種の「性被害」は、ダウンタウンの松本人志氏に対しても訴えがあって、今も世間を騒然とさせているようですが、この件にしても8年も前の話なので、あまり迂闊に語れないんですよね。

 

私なんて10年近く前の選挙妨害という犯罪行為をでっち上げられ、そのデマ吐き野郎を1年以上追及してやり込めたばかりなので、もし彼らに対する「性被害」も事実無根であれば、気持ちはわかりますし支持したいところではありますが。

本当にやっちまったのかもしれませんし、わかんないですからね・・・

 

でも一つだけ、これだけは社会悪として斬ってもいいんじゃないかと言える部分はあります。

このブログを長年読んでる貴様らみてぇな賢明な読者諸氏なら既にお気づきかと思いますが、二次被害とか後で言い出すなら、なんで週刊誌にネタ売ってんの?なんですよ。

これは実際に金で売ったのか、憎い相手を社会的に殺せるからということで無償で情報提供したのか、その辺はわかりませんけどね。

片やサッカー選手、片やお笑い界の大御所というネームバリューのある御仁らですから、週刊誌の見出しに「性加害」の三文字が自分の名前と共にデカデカと併記されれば、社会的に死ぬんですよ。

というか、これって無名の人でも同じことですよね。

 

女性側が受けたという被害がウソなら言語道断ですが、仮に事実なら復讐心に燃えるのは当然のことですし、週刊誌に売ったこと自体がそこまで責められる話ではないでしょう。

問題視すべきは、週刊誌レベルでもこのようにメディアがペンで人を殺せる力を持ってしまっている事実かと思います。

松本氏の件も含めて、これから裁判などで事実が争われていくわけですが、もし無罪が確定したとしても、デマを流したメディアはどこまで責任が取れるんでしょう?

過去の例からすると、訴訟を起こしたとしてもせいぜい数百万円の賠償金がいいところで、訂正記事出したり対象の雑誌を回収するとかはあるみたいですが、まあ取り返しはつきませんよね。

それどころか、話題を引っ張ってネタにし続けることができれば、払う賠償金以上の利益を得ることも出来るわけで、これが果たして正義と言えるのかどうかが非常に疑問です。

 

今回、伊東選手は週刊新潮への訴えを見合わせたようですが、現状新潮側は「ただ取材対象の言ったことをそのまま記事にしただけ」という抗弁が可能なわけで、真っ赤なウソ話だろうと新潮も騙されたと言えばそれまでだから、という理由だそうです。

まあそれはそうだろうな、と思うんですが、非常に納得のいかない話ではありますね。

 

なお、この件を受けて、マスコミ側の人間がこぞって「雑誌を訴えないのはおかしくないか?」と指摘してるんですが、コイツらは訴えたら訴えたで言論の自由が!!とか言い出すに決まってるんですから、取り合う価値はないですね。

ないですが、超絶にアホな言説をXで見かけたので、これを紹介してこの話題を締めたいと思います。

 

 

Shoko Egawa

@amneris84

女性の訴えが広く伝えられ、伊藤選手にとって不利益な影響を発揮したのは『週刊新潮』が記事にしたからなのだが、その雑誌は訴えない、というのはいささか不可解。⇒【速報】伊東純也選手が性被害訴える女性側に「2億円」の損害賠償求め民事で提訴(関西テレビ)

【速報】伊東純也選手が性被害訴える女性側に「2億円」の損害賠償求め民事で提訴(関西テレビ) - Yahoo!ニュース

 

この人は元神奈川新聞の記者で、辞めてからフリーライターとしてオウムなどの宗教団体を追っていた人だそうですが、この人の言ってることこそがが不可解ですよね。

Xのポストですから、ツッコミが殺到したんですが、中でも鋭い以下のようなポストが目を惹きました。

 

少佐

@Romuska_

オウム真理教が広く知られ、騙された信者に不利益な影響を発揮したのはメディアに出演したからなのだが、メディアを訴えないと不可解なのだろうか

 

これに対する江川氏の回答が、以下のとおりです。

 

Shoko Egawa

@amneris84

オウムが広く知られるようになったのは、彼らが無差別に人を殺したからです。

 

江川氏のこの凄まじい歴史修正ぶりは、当然のごとく炎上しましたが(笑)

オウム真理教が事件前からメディアで面白おかしく取り上げられていたのは、私もリアルタイムで見てますからね。

江川氏がどういうつもりなのか分かりませんが、若い世代なら誤魔化せると思ってのことでしょうか?

 

要するに今回の私の記事も、言いたいのはこういうマスコミの欺瞞であって、性加害が事実かどうかという点については論評できませんので、この点は悪しからず願います。

 

 

GRIP INC. - Isolation

 

元SLAYERの辣腕ドラマーとして知られるデイブ・ロンバート率いるグルーヴメタルバンドが1999年にリリースした3rdアルバムからの出典です。

先日2月17日にメタルでも何でもないんですが、ちょっと新宿までライブを観に行った帰りに寄ったディスクユニオンで2ndと4thアルバムが安く売ってたので買ったんですよ。

SLAYERと比べると、方向性がメタルからやや離れている感があって元々あんまり趣味ではない音楽性でしたが、テクニックとか質の高さは知っていたので見逃せなかったんですよね。

 

・・・で、まあたまにはこういうのが聴きたくなる時もあるということで(笑)

購入したアルバムはスラッシュメタルそのものな疾走曲もありましたし、聴き所が随所にある退屈させない良作でしたね。

1stは既に所有してるんで、あとはこの3rdアルバムを入手すればGRIP INC.はコンプリートできます。

 

この曲を聴いて感じるものがあれば、どのアルバムもハズレはないと思うので、ゲットしておくことをオススメします。

 

 

それにしても、「性被害」、ねえ・・・