さて、今回は大変重々しいニュースを取り上げなければなりませんが・・・

 

入管死亡事案の記事が9位!? ♪STRYPER - Rock The Hell Out...♪ (2023-05-31 23:09:28)

 

5月に取り上げた名古屋入管でスリランカ女性が死亡した案件については、コメント欄で大激論が繰り広げられていた事は、お前らネトウヨ読者諸氏の記憶にも比較的新しいと思いますが。

 

あれから4か月が経過し、ようやく続報がありましたので以下に紹介いたします。

 

入管施設で女性死亡 再捜査も当時の入管局長など改めて不起訴

 

詳細はリンク先を参照。

これ見出しに事件名書いてないんですが、殺人と保護責任者遺棄致死で告発してたようです。

殺人ってそんな無茶な・・・、と思うのですが「未必の故意」とかを主張したようです。

でもこれは、亡くなってしまう事について確信に近い程度の予測があったことを証明しないといけないでしょう。

その確信があった上で「別に死んでもいいや」という意思まで持っていた状況でないと、殺人ってのは無理スジですよ。

 

そして保護責任者云々についても、これは不作為、つまり「保護責任者として必要な事をしなかった」ことが成立要件になりますが。

これは入管職員の判断ミスや怠慢という点はあったにせよ、基本的にはほぼ何もしなかったレベルの放ったらかしという話でないと、成立は難しいでしょう。

 

で、最後に残ったのが業務上過失致死罪で、「死亡することを予見して回避できたとはいえず成立を認めることができない」という事です。

ここが正直微妙だと思ったんですが、まあ検察審査会にかけた上でこの判断であれば、客観的証拠がほぼ何もない状況なのだろうと思われます。

当たり前ですが、この決定を受けて遺族の方々は、どういう理屈で犯罪でないと言えるのか!と怒り心頭なようですね。

理屈としてはさっき述べた通りですけど、御遺族の方々がこんなネトウヨブログを読みに来ることはないでしょう。

まあお前ら賢明なネトウヨ諸氏の身内や御友人などが「ウィシュマさんが亡くなったアレで入管が不起訴とかけしからん!どうなってるんだ!?」とか言いだしたら、この記事に書いてある事を思い出してもらって、淡々と解説して頂けたらと思います。

 

事件のことについては、冒頭にリンクを貼った記事でさんざん説明したので、もう詳しいことは省きますけどね。

 

ウソの理由で難民申請してそれが通らなかったらドロン、偽造の在留カードで不法就労しながら、同郷の彼氏とケンカして自ら警察に出頭した、亡くなったスリランカ女性の背景は概ねこんな感じです。

そして入管に収容されてから帰国したくないと駄々を捏ね、仮放免しろなどと要求し続けていたわけですが。

なぜそんなに帰国したくなかったんでしょうね、母国には家族もいたのに。

これらの事も、もしお前らの身内や御友人で「ウィシュマさんがかわいそう!日本が悪い!」とか言ってるアレがいたら、簡単に説明してあげると良いでしょう。

 

なんせマスコミはそこまで報道してないんですからね。

 

まあ人死にが出た話なんですから、ウィシュマさんという方がお気の毒なのも入管にそれなりの責任があるのも間違いはないです。

刑事が無理でも、民事で賠償請求することなどは可能だと思いますが、弁護団はどうするつもりなんでしょうか?

 

 

 

SABATON - Bismarck (Official Music Video)

 
そういや有名どころの割に取り上げてなかったな・・・と思い出したのが、このスウェーデン出身のメロパワ20年選手SABATONです。
正直まともに一曲聴いたのが今回初めてですが、この程度のバンドなら腐るほどあるけどなあ、というのが率直な感想ですね。
これは壮大な感じのシンフォニックなミドルテンポナンバーで、まあ悪くはないです。
個人的には、もうちょっとガツンと来るものが欲しいとは思うんですけどね。
 
他にもYouTubeに上がってる動画で何曲か聴いてみたんですが、メタル脳のこの私が全部同じじゃね?と思うレベルでドレもコレも似通ってましたし、私はもういいです。
動画観て気に入った人がいるなら、去年も新譜出してるみたいだしCD買ってみてもいいでしょう。
クオリティは低くありませんし。
 
 
そういやこの入管の案件に絡めて、入管法改正を批判したりとか日本の難民受け入れがなってないから悪いとか、なんか全然関係ない方向から難癖つける連中もいましたが。
さすがに最近はそういう無茶苦茶を言う奴も見かけなくなりましたね。