敵が攻めて来るから改憲が必要は大嘘、改憲の真の狙いは日本に住む人たちの思想信条言論表現の統制

(夏炉冬扇の長袖者の尉のブログ 2022-05-07 00:00:00)

(以下、一部抜粋)
 今の憲法では、愛国心など持ちたくないと言っても、天皇制など止めてしまえと言っても、平和の少女像は素晴らしいと言っても、日本の過去の戦争犯罪を批判しても、それを法律で規制することはできません。憲法によって個人の思想信条言論表現の自由が憲法で守られているからです。

 あいちトリエンナーレ、表現の不自由展のときのように、嫌がらせを集中するか、違法な恫喝で止めさせるかしかないわけで、合法的に展示を中止させることは出来ません。
(引用終わり)
 
 そもそも改憲って、表現の自由の部分を変えようとしてたんでしたっけ?
 一体どこの国の話なのかと目が点になりましたが、今回はネトウヨとかじゃなくて、日本人とハッキリ書いてあるので、この大先生の頭の中の日本ではそういう事になっているらしいです。
 
 まあそれはそれとして、表現の不自由展みたいなのを法的に規制しようというのは、私もさすがに反対ではあります。慰安婦像とか、ぶっちゃけ国益を損ねる代物でしかないんですが、一応思想信条の自由の範疇なので、税金とか使うのでない限りは放っておくしかないんですよね。
 

憲法が変えられたらこれを展示しただけで懲役になるような世の中になるわけで、権力者やウヨたちはそれを望んでいるのです、大衆はこの現実に気が付くべきです。(大先生談)
 
これを展示して懲役になるとしても、日本人は特に困らないと思うんですが(笑)
でもまあ、そういう展示でも認めるのが表現だとか思想だとか言論の自由の肝なんですよね。
 
 ただ、こんなのをわざわざ展示する意図って、日本人の神経を逆撫でする以外に何かあるのかな?という疑問はあります。もう何度か述べましたが、右翼とかが展示に反対すれば、コイツらはこれ幸いとばかりに「日本は表現の自由を認めないんですかぁ!?」と日本バッシングのネタにするだけなんですよね。何も抗議せずただ展示だけさせれば、「やはり日本人は慰安婦問題を反省しているのだ→謝罪&賠償!」の流れが出来るだけで、どっちに転んでも日本人だけが損をする仕組みになっているわけです。
 
 昭和天皇の写真を焼いたやつもそうですが、黙ってると日本人にとって天皇ってその程度のモンなの?という扱いになるだけなんですよね。じゃあこれで誰が得するのかと言えば、中韓の反日プロパガンダに加担したい人達とか、「天皇制などやめてしまえ」という人達ばかりなんですよ。
 
 何より、自分のブログで反対意見のコメントはおろかリブログすら禁止しているような人が表現の自由を語っても、何の説得力もないんですよね。こんな人に権力など持たせたら、まず一番最初にする事は「ウヨ」の排除でしょう、絶対。
 思想信条言論表現の統制って、その素質が一番あるのが誰より自分自身だと気づいた時、大先生は真の意味で自由になれる事でしょう。
 
 いやあ、自由って素晴らしいですね!