憧れのカメラ | 『カメラとアメカジの日々』

憧れのカメラ

カメラ好き写真好きの皆さんにとって、憧れのカメラというのはなんだろう?

2009年の終わり頃から写真を撮り始め、デジタルとフィルムの両刀使いをしてきた自分は、進化の過程にあるデジタルよりも、古き良き時代のフィルムカメラに憧れを感じる。

実用的という意味では断然デジタルなのだが、憧れという意味では少し趣が違ってくる。

これはオールドジーンズに大枚を叩き、普段穿きでレプリカジーンズを穿くという行為にも少し似ていて、特別な思いでもって、気合を入れてオールドジーンズを穿くように、手軽に撮れるデジタルカメラと違って、現像が終わらなければ結果が見えてこないというリスクに立ち向かう際の覚悟が、そこにはある。



写真を始めた頃から、自分がずっと憧れていたカメラというのは、ハッセルブラッドの500C/Mという6×6cmの中判といわれるサイズのブローニーフィルムを使うカメラだ。

ブローニーフィルムとは、今でも多く出回っている35㎜(135)よりの大きいサイズで、かつてはプロカメラマンの多くが、ハッセルブラッドを使って、ファッション誌やレコードなどでのジャケット撮影に挑んでいたと聞く。

同じ6×6cmの中判カメラが手元には2台あって、いずれも1950年代の前半に製造されたオリンパスのカメラだけれど、レンズの曇りなどもあって撮影には少し心許無い。

写真を撮り始めて4年半が過ぎ、そろそろ憧れに手を出しても良い頃かな~と考える、今日この頃である。

撮影
Camera:OLYMPUS STYLUS TG-2 Tough




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