他の約束があっても、RENの誘いを最優先していた・・・


会社の飲み会も、今まで断ったことのなかった私が・・・


同じ職場の人には、子供の調子が悪いとか・・・

適当な嘘をついいて・・・

誰も疑ってなかった・・・



誰かに相談したい!そんなときもあった・・・

でも、結婚している私が・・・・

そう思うと誰にも相談できなかった・・・


逆に、私は職場の後輩の「RIKO」の相談をよく聞いていた・・・

RIKOも、切ない恋をもう半年していた・・・

でも、私とRIKOは違う・・・

RIKOは、二十歳・・・独身・・・うらやましかった・・・


ある意味、一番近くにいたのは、RIKO・・・

彼女だけは、私の変化に誰よりも早く気がついいていた・・・


ある日RIKOに、UMIちゃん最近なんか隠し事してな~い?

と、きかれた!!


私は、とぼけた・・・ないよ~


嘘だ~なんか最近おかしいよ!


気のせいだよ~


い~や!なんか隠してる~


隠してないよ~


こんなメールのやり取りを約1時間ほどした・・・

疲れた・・・


RIKOになら言ってもいいかな?

RIKOならきっと相談に乗ってくれるし・・・

隠しておいてくれるだろう・・・

そう思って、RIKOに今までのこと全て話した・・・


気が楽になった・・・

相談相手が出来て嬉しかった・・・


この後、この時のRIKOへの相談が、どれだけ大きな意味をもったか・・・

RIKOが、どれだけ私の救いとなった事か・・・







会いたい・・・

一緒にいたい・・・

愛されたい・・・・



そんな気持ちを、確信いている自分に気がついた!!

しかし、RENは、もう以前のRENではない・・・


病院へ行っても、もう特別扱いはしてくれない・・・

他の患者と一緒・・・どころか、それ以下・・・・


でも、それでも一緒に居たいから、誘ってみたりした・・・


RENは、機嫌の良い時は、一緒に食事に行ってくれたり、家によんでくれることもあった・・・

寂しいからかも知れないが・・・


でも機嫌の良い時だけ・・・・

機嫌が悪いと、やつあたり・・・


すぐ怒って、メールのフィルターロックかけたり、着信拒否したり・・・

前もって誘うと、


俺の予定を先々盗むな!と怒ってみたり・・・


突然誘うと、


急に言われても困る!と怒ったり・・・


メールを送らないで、チョット距離置いてみると、寂しいのか?


最近、メールくれないね?メールしてきてよ!と言ったり


夜遅くまで、メールのやり取りしてると急に不機嫌になり・・・


もう、二度と家に来ないでください!ママに戻りなさい!


という内容のメールを送ってきてみたり・・・・


ある日、外食に誘った・・・


何、食べに行く?


中華!がいい!


どこのお店にする?


どこでも・・・


え~前は色々調べて決めてくれたでしょ?


前は、デートだったけど・・・

今日は、デートじゃないし・・・



もう・・・前とは違うんだ・・・・

寂しいから・・・でもいい・・・

そんなことを思いながら・・・

それでも、一緒に過ごせる時間が嬉しかった・・・




私も今まで色んなタイプの人と付き合ったけど・・・・

こんなタイプは今まで、私の辞書にはいなかった・・・・


だから、余計にハマって行ったのかもしれないけど・・・・


RENの魔法にかかっていた!


だから、急に呼び出されても、子供を置いてまで出かけたり・・・

嘘ついたり・・・


RENの都合と機嫌にあわせて会うことが多くなった・・・・


愛されてもいないのに・・・・

それまで大切にしてくれていたからかも?知れないが・・・

いつかまた、以前のように優しくしてくれるだろう・・・・

そう信じて・・・・



だんだん、RENに引かれていっている自分に気がつき始めた・・・


深入りはしない・・・


そう決めていたのに・・・・


でも、今ならまだ引き消せる・・・・そんな気がした・・・・



RENが実家に帰っている週末、突然わびしくなって来た・・・・

もちろん、実家に帰っている時も、メールはしていたけど、返事はすぐ返ってこなかった・・・

本当に、愛されているのか?不安になった・・・

1度もアイシテルとか、スキといってくれたことがない・・・・


衝動的に?

怖くなって?

今なら引き返せる?


そんな葛藤からなのか・・・・RENにメールを送った・・・・


   今までありがとう。

   恋愛擬似ゲームのような体験でした。 

   女を忘れていた私に、女の感覚を蘇らせてくれてありがとう・・・

   もう、普通の主婦にもどるね!

 



こんな内容のメールを、送ってしまった・・・

本当に怖かった・・・

どんどん引き込まれていく自分が・・・・


すると、RENから返事が返ってきた・・・


   UMIは、今までゲーム感覚だったの?

   すごくショックです・・・

   でも、UMIに出会えてよかったよ!

   一緒にボジョレー飲みたかったのに・・・

   残念です・・・



あっ!忘れてた!

初めて家に遊びに行った日に、持っていったワイン・・・

まだ飲んでなかった・・・

今度、一緒に飲もうと約束していたのに・・・・

急いで、メールの返事を返した・・・


    ごめん・・・

    さっきのメールは、忘れて・・・

    どうかしてた・・・


するとRENから


    UMI都合よすぎるよ・・・



    じゃあ、最後の晩餐しよう・・・

    一緒に食事してワイン飲もう・・・



   分かった・・・最後だね・・・



後からすごく後悔した・・・

何故、あんなメールを送ってしまったのだろう・・・

RENに都合よすぎると言われ・・・気がついた・・・

もう、REN無しの生活なんて考えられなくなっているのに・・・

あんなに大切にしてくれていたのに・・・



でもこのメールを送った日からRENは、変わってしまった・・・

RENから逃げ出そうとした私を、RENは許さなかった・・・


後から知った話だが、RENの別れた奥さんは、浮気をしRENを裏切ったらしい・・・

RENは、裏切りは許さないと・・・



それから、私は、何度も謝ったが・・・

RENは、冷たくなっていった・・・

信用と愛情を取り戻したくて、必死でしがみついた・・・


前から約束していたので、映画を見に行った!

でも、チケット買うとき


自分のは、自分で買おう!


うん・・・


もう前のRENではない・・・

前は、私のチケットも買ってくれた・・・

お出かけの時は、いつもRENの車で・・・・


でも、今は、違う・・・


悲しくなった・・・・


もう優しいRENはいない・・・

RENをそうさせたのは、私・・・

あのメールさえ送らなければ・・・

信じていれば・・・

逃げ出そうとしなければ・・・



もうRENから誘ってくれる事はなくなった・・・