RENを怒らせてから、何日たっただろう・・・


もう、病院へ行くこともない・・・


もうRENに逢う理由がないのだ・・・・


電話をかけても、出てくれない・・・

メールも送れない・・・

病院にもいけない・・・・


全てのRENとのつながりがなくなった・・・


そのとき、車のカーステからながれていた曲・・・



愛してるの・・・

愛してるの・・・

もう声にならないくらい・・・

あなたがそう、思うよりも・・・


どうしてなの優しさはもういらないの・・・・

泣いてない・・・・

そっとしてて・・・

あ~もうやだ愛してる・・・

さよならが言えなくて・・・



歌詞を聴いて泣きそうになった・・・

そう、さよならも言ってない・・・

この曲のタイトルは、「愛してない


RENは、いつも私に最新曲の入ったCDをプレゼントしてくれていた・・・

もちろんこのCDも・・・

子育てに明け暮れて、車の中で曲を聴くこともなくなっていた私に、いつもプレゼントしたくれていた・・・



その時、RENからメールが・・・



元気?



ただそれだけ・・・


でも、嬉しかった・・・


RENに出逢ってこんなに連絡を取らない日はなかったし、もうRENから連絡が来ないと思っていたから・・・


急いで返事した・・・


元気だよ!

RENは、元気?


元気だよ!


たったそれだけのメールのやり取りだったけど、うれしくて・・・

また涙がでた・・・


それから、何日たっただろう・・・

メールする勇気がなかった・・・


今日は、クリスマスイブ・・・

そして日曜日・・・

RENは、実家・・・

旦那さんもいないし、子供達とRIKOと一緒に食事に出かけた・・・

ついでに、ポカポカ温泉にも入って、遅くに帰宅していた・・・


その時、メールが・・・


電話して・・・


今、運転中だから、少し待って・・・


ドキドキした、いつもなら、用事はメールで済ますことが多いのに・・・

何なんだろう・・・


10分後、家に着いたので、RIKOに子供達を家に連れって行ってもらって、一人車の中で電話した・・・


こんばんは・・・


こんばんは・・・


今日は、何してたの?


温泉行ってた・・・


クリスマスイブに?


うん・・・

だって・・・・


言葉を失った・・・


沈黙の後、思い切って聞いてみた・・・


明日の予定は?


特にないけど?


クリスマスだから、会いたい・・・


しまった・・・RENはこういう誘い方嫌いだった・・・

きっとRENから誘いたかったのかもしれない・・・

だからメールじゃなく・・・電話だったのに・・・


やめとこ・・・


やっぱり・・・・


じゃあ、最後の晩餐で・・・

あのワイン飲もう・・・


分かった・・・



もう理由なんてどうでもよかった・・・


ただ逢いたい・・・


たとえ最後でも・・・


いや・・・最後にしないためにも・・・


明日は、クリスマス・・・