今日も思うことを思うままに書かせていただこうと思います

ゴールデンウィークも終わり、そして、新型コロナウイルスについても、医療区分が変更されたとか。
 
それでいて、また少しずつ感染者も増えてきつつあると言われていますが、そこに数字のトリックが有るかと思います。
たとえば、先週比で5000人増えました。と言った報道がなされる場合、単純に数字だけ見ると、先週よりも5000人増えた、エラいこっちゃとなりますよね。
 
しかし、先週の全体の密度、1000平方メートルあたり、1万人、今週は10万人だとしたらどうなるでしょうか?
先週は、1万人に対して、今週は10万人ですので、単位を補正する必要がありますよね。
すなわち、実際に補正した数字で考えれば500人増えただけなんですね。
 
まぁ、こうしたことは冷静に考えれば判ることなのですが、私たちは目先の数字で騙されてしまうわけですね。
これが統計の嘘であり、もう一つは数字は嘘をつかないという心理を突いた虚実なんですね。
 
ですから、世論を誘導しようと思うとこうした手法がよく使われるわけですね。
私も、30年前に習った統計の基礎を今になって改めて学び始めています。
 
思い起こせば、30年以上前に少しだけ学んだそうした知識を今一度、記憶力も理解力も怪しくなっている自分に課そうとしています。
その原動力は、とにかく知りたい。学びたいという強烈な飢餓感なのでしょうね。
戦後すぐの頃に数多くのカストリ雑誌(いわゆるエログロナンセンス)と呼ばれるものが多数出版されて売れたと言われていますが、正にそれに近い状態です。
 
ネットで検索して終わりという時代に対して、智の努力惜しまないというと格好良く聞こえますが、単純に若い頃に「学ぶべき事を学べなかった、否、学ばなかったことに対する反動と言えるかも知れません。
社会の第一線を引退して、悠々自適に暮らしている同級生や、社会的地位を確立した同級生などを見るとき、己のあまりの惨めさに。卑下するのでは無く少しでも近づけるようにしたいと思うこの頃なのです。
 
今更、統計を学んでどれ程自分で分析できるのかわからないし、単に老後の楽しみで自己流の社会学を学んで、自分で好きなように金にもならないblogを書き続けるのかも知れない。
ただ、今は名誉とか社会的地位も無い無名の名も無き輩であっても、せめて酔生夢死名人生を送ったわけで無く、多少なりとも成長しようとした証を残すべく、今新たなに知恵を得ようと統計基礎然り、哲学の本を読み続けること然り、そして、こうして駄文を書き連ねること然り。
何らかの証を残していきたいと思うわけです。
 

なんともまとまりの無い話しなってしまいましたが、ふと思うことを思うままに書き連ねさせていただきました。