今日は全国的に「こどもの日」ですよね。

もちろん、「端午の節句」という方も居られるかも知れませんが、子供の成長を見守ると言うことでこの日が定められているわけで、「端午の節句」という言葉自体は、奈良時代の頃から見られるようですし、柏餅を食べるというのは、柏の葉というのが新芽が出るまで葉が落ちないと言うことで家系が絶えないという縁起物だそうで、男の子の節句と思われがちですが実際にはそうでないようですね。もっとも、女の子の節句はその前日5月4日に行うという風習もあるようですが。

それはともかくとして、5月5日は昔から端午の節句として、祝われてきたわけですが、改めてこどもの日と定められたのは実は戦後、昭和23年7月の祝日法の制定からでした。

そこで、5月5日は「こどもの日」と明記されるのですが、その条文には以下のように書かれています。

 

こどもの日

五月五日

こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する。

とあるように、こどもの日というのは、母親にも感謝する日であると明記されているわけです。
私もお恥ずかしながら知りませんでした。苦笑
実は、今回書きたかったことがここなんです、母親の感謝するのがこどもの日なんです。
子供は製造工場で生まれてくるわけではないわけです、母親の胎内で育ち、やがて生まれるわけです。
自分が生まれたことに感謝する、母親に感謝する日でもあると言うことです。
 
今の自分が母親であったとして、子育てに奮闘中の人も、そうでない人も、自分を生んでくれた母親に感謝の意を伝えるべきではないでしょうか。
あなたの母親が存命ならば、母に感謝しましょう。
残念ながら鬼籍に入っている場合は、母に思いを馳せましょう。
こどもの日は、子供だけでなく、母親に感謝する日でもあるのですから。