今日も思うことを思うままに書かせていただこうと思います。

明日から、5月の新型インフルエンザ(covid-19)が5類に移行することを受けて、マスクの制限が緩和されるらしい。

昨日も、マスクをしない人が増えており、明日以降は徐々にマスクをしない人が増えていくでしょう。

 

もちろん自分の意思で、マスクを続ける人もいると思うが、恐らく花粉症のピークが収まる5月頃には、マスクをして居る人が少数派になっているかも知れません。

そうなると、私は幸い一度も罹患することなく、すり抜けたこととなります。

更に言えば、一度もワクチンも接種することはありませんでした。

 

もしかしたら、知らず知らずのうちに罹患していたかも知れないですし、そのまま治癒したのかも知れないわけです。

実際に、向かいの席の人が陽性になったのでと言われ検査をしたけど、結果は陰性・・・。

そんなことが何度もありました。

 

思い起こせば、騒がれ始めた頃、バタバタと多くの方が亡くなり、連日流れるニュースは正直陰鬱なものでした。

有名人が亡くなったとか、毎日何人が亡くなったとか・・・・。

 

その当時の様子を私は、複数ある並行世界の次元を移動したという表現をしたことがありました。

まぁ、並行世界というのは概念ですので、実際にそのうような世界があるのか否かは判りませんが。

そんな風に考えると、物事を考えやすいという反面もあります。

少なくとも、私たちは今までの世界から放逐されたのだと思ったものです。

そして、現在はたとえば、Aと言う世界から、A’もしくは、Bと言う世界に放り込まれたと考える方が良いということを書かせていただきました。

 

マスコミでは、日常が戻りつつあると言う表現をしていますが。

概念的には、Aと言う世界から派生した、A'もしくはBと言う世界で新しい世界を構築しているんだということであり、もしかしたら、Aという世界(covid-19が存在しない世界)は並行世界として今後も存在し続けると言えるわけです。

そして、現在のBと言う世界では、それまでの新自由主義と呼ばれた、強者が弱者を排除する弱肉強食の世界から脱却する世界であるように感じます。

 

もっと具体的にいえば、何でも効率化とか、グローバル化と言った世界から人間主義的世界にシフトするべき世界に入ったのではないかと思うわけです。

 

ここにきて、IT業界も一気に人員削減などの流れが起きていますが。

この流れは今後も加速することになるのではないでしょうか。

 

車輪の発見が、個人の特許などでは無く共通の財産として発展しているように、ソフトウエアや、インターネット自体も今後更に一部の人だけの設けるための算段では無く、より浸透化してインフラとしての基盤が強くなれば、そのソースも公開されるべき方向に更に進んでいく。

GAFAと言う存在自体が崩壊する可能性も全くなきにしもあらずだと思えます。

 

かつては、windows一色であったPCの世界も、Macの復活さらには、CromeOSに代表されるような新たなOSの出現。(CromeOS自体は、Linuxがベース)それ以外にも本家とも言えるLinuxの数々のディストリビューション等があり、特にLinuxに代表されるOSはGNUと呼ばれるライセンス(基本的に無料で利用できる)オープンソースと呼ばれる手法で、多くの集合知を得ることで開発が進められるという方法が取られており、マイクロソフトもwindows10以降では積極的に新OSはダウンロードできるようにする方向に流れており(もっとも、サブスクリプションなどでの方向に舵を切っているわけですが)こうした流れは、更に進化していくのでしょう。

今後更に、オープンソースによる集合知のよる開発が進み、世界は更に進化していくこととなるのでしょう。

 

そこで、気づかされることは、全ての人が個として動きながらも知恵を出し合うことで協働の世界を構築できるのではないかということをわれわれは気づくべきなのです。

特定のものだけが知識も・富も独占すると言うことではなく、広く、多くの人が情報を共有していくことでその恩恵を受けると共に、その受けた恩恵に対して、知恵で貢献する。

こうした良い意味でのバーターが作られる世界にわれわれは足を踏み入れたのかも知れません。

知恵というのは、情けと同じで。

分け与えて減るものでは無いです。

むしろ知恵は分け与えれば与えるだけ、其れが分化して新たな知恵を生み出していきます。

新しい時代にわれわれは足を踏み入れたからこそ、この新しい世界で一人一人が貢献できる世界で活躍すべき時期が来たように思えるのです。