ヒューストンでリハーサル中のPファンク | Blackbyrd McKnight プログレッシブ・ファンク・ロック・ブログ

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伝説のギタリスト、ブラックバード・マックナイト。その一環した職人気質な音作りとは裏腹にお茶目なブラックバードの一面を、日本生まれの日本育ち、ミセス・マックナイトがご紹介します。

正月早々、また喘息の発作でアージェントケア行きだったブラックバード、本人、息ができないから、もう、本当にしんどかったのですが、聴診器を当てたドクター、にっこりと言います。
 
Dr.:"うん、肺の音は悪くない!”
 
吸引をしてもらい、5日分の薬をいただき、無事、予定通り、ヒューストンでPファンク・キャンプに合流しました。
 
共有カレンダーに”リハーサル”の文字が登場したのは、1ヶ月ほど前だったかな?Pファンクがリハーサル、それも、ツアーの合間を利用してのリハーサルではなく、正式に集まるなんて、多分、Mrs.がアメリカに来てから2回目。最初のやつはマザーシップ・リターンか何かで、ちょっと、節目的なツアーだった。確かマザーシップのセットもあったよね、あのツアー。
 
BB:”リハーサルって、何すんだよ。ジョージの復活ツアーか?”
 
Mrs.:"ねぇ、ねぇ、この時期だったらスーパーボールじゃない!!!”
 
BB:”スーパーボールだったら、もう、バンド、発表されてるよ。違うな。”
 
Mrs.:"じゃぁ、またグラミー????やめて欲しいよ。”
 
グラミーにはちょっと曰くのある我が家・・・。
 
BB:”ショーの日程よりリハーサルの方が多いバンドなんてどこの世界にあるんだよ。”
 
訳のわからないままヒューストンに到着したブラックバード。新しい曲をラインアップに加えるので、そのためのリハーサルだったみたい。その内の2曲はブラックバードがトラックを依頼された曲。一つはやっとこさ完了させましたが、もう一つの方は未完。と言うか、ほとんどやってないのでは・・・。ジョージ、ついにトラックは諦めたのか、誰か他の人に依頼したのか。もしかしたらこのリハーサル中にトラック制作するつもりかもしれません。気乗りしないブラックバードにやらせるには、駆り出すのが一番。ジョージ、経験上、よく知っているんでしょう。
 
BB:”もうさ、埃だらけの、汚いスタジオなんだよ。”
 
埃って、喘息、やっと治って来たのに、埃は大敵なんだよなぁ。でも、気分はいいみたいで、さっき、こんなスタジオ風景のビデオを送って来てくれました。


 

思ったより綺麗なのは映像だからか?そして、このスタジオ、もうお気づきの方もいらっしゃると思いますが、リハーサルスタジオではなく、レコーディングスタジオ。そう、トラック制作が、今回のリハーサルの隠れ目的って気配が漂いますよね。ジョージの依頼を蹴るブラックバード、多分、この世の中でそんなことするミュージシャン、他にいないと思うけど、やっぱ、ジョージの方が上手だわと、妙に感心してしまうのはMrs.だけか・・・。