歓喜の歌 | Blackbyrd McKnight プログレッシブ・ファンク・ロック・ブログ

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伝説のギタリスト、ブラックバード・マックナイト。その一環した職人気質な音作りとは裏腹にお茶目なブラックバードの一面を、日本生まれの日本育ち、ミセス・マックナイトがご紹介します。

おなじみ、日本の年末といえば、こちらですね。

 

 

”ベートーベンの交響曲第9番の第4章”。日本では”第九”と省略した呼び名が定着していますが、”第九”と言った場合、ほとんどの場合は、この”歓喜の歌”の部分のことを指しているような気がするね。

 

友人に誘われて出没した、ダウンタウン・ロサンゼルスにあるHerbert Zipper Concert Hall。その名も”第九”と言う日本人の合唱隊がコンサートをされるとのことで、聴きに行きました。

 

 

私立のアートスクールの敷地内にあるホールのようです。楽器を抱えた学生達が行き交うキャンパス、いい感じです。

 

我が家、クラシック音楽が大好き。演目はカルミナ・ブラーナだったのですが、まずはご挨拶がわりの歓喜の歌。そう、この合唱隊の名前の由来となった楽曲ですものね。歓喜の歌と言えば、ブラックバードのシークレットライブにいらした方は、ブラックバードのギター・バージョンをご存知ね。DAT一発撮りのCDをお持ちの方もいらっしゃるかも。そして日本人には涙モノの”故郷”。

 
兎追いしかの山
小鮒釣りしかの川
夢は今もめぐりて
忘れがたき故郷

如何にいます 父母
恙なしや 友がき
雨に風につけても
思いいずる故郷

こころざしをはたして
いつの日にか帰らん
山はあおき故郷
水は清き故郷
 
故郷 高野辰之作詞・岡野貞一作曲
 
泣いてる人がたくさんいたよ。故郷は必ずしもこの曲で歌われているような長閑なところとは限らないけれど、みんな思いは一緒。そうか、故郷を離れて、目標に向かって頑張る人の歌だったんだね。まだまだ、頑張るか、と思えた1日でした。メインイベントではアメリカ人のソリスト達のご出馬。声が、体が、楽器なんですよね、あの方達って。本当にすごいと思いました。
 
コンサート終了後、コートヤードで開催されたレセプションに参加する我が家。緑豊かで、水盤なんかもある素敵な所です。
 

 

ビールを注いでもらって、すっかり寛ぐブラックバード。