食べ物の話で盛り上がる我が家のブログ。梅田の地下街に出没した時の模様をお届けします。
今回、うまくスケジュールが合ったので、フォトグラファーのHAYATO君とたかちゃんの4人でリユニオンランチです。
彼ら、いつも、ブラックバードのライブに来てくれるので、そんなに久しぶりというわけでもないのですが、ショーの日はゆっくり話をする時間はありません。それに、ショーの最中は、彼らも忙しいんですよ。そうそう、バンド公認フォトグラファーなもんですから。こちら、彼らの作品。マイルス・エレクトリック・バンド、ビルボードライブ大阪の模様です。
Photographer : HAYATO (吉田速水)
Photographer : AKI (たかちゃん)
たかちゃんが写した、撮りまくるHAYATO君の写真、いいですね。まるでハンターのようです。こちら、HAYATO君が写してくれた我が家の写真。これが、この日のミッションだったそうです。
売れっ子のお二人ですが、ランチの時間帯だけ空いていたので、Yちゃんに連れて行ってもらって以来、超気に入っている串カツにすることにしました。たかちゃんがお店を探し、予約までしてくれました。
わぁ、めっちゃ、ええ感じやん。串カツ屋さんに来た!って感じがするよ、梅田ホワイティにあるヨネヤさん。
暖簾をくぐると、右手は立ち飲みカウンター、左側がテーブルになっています。
串カツ屋さんのお決まり、山盛りキャベツと、ソースです。ここでは特に二度づけ厳禁というお達しはありませんが、大阪では暗黙の了解、つまり、常識なのでしょう。
このお店では、オーダー表に記載するルールがあるようです。
一番年少さんのたかちゃんが、進んでその役を引き受けてくれます。いいね、いいね、若い子達とつるむと、親分になったみたいで、気分いいよ!もっとも、我が家、年長さんと一緒の時は、甘えて何もしないので、結局、いつでも世話になる側なのですが・・・。
ブラックバードは赤ワインを頼みました。一般的にお肉と合うと言われている赤ワインですが、ブラックバードはいつも魚介と組み合わせて、ご機嫌にやっています。そう、いいんですよ、本人がそれで美味しいと思うならば、ね。
カニ爪、キス、エビ、銀杏、季節ものの牡蠣、イカ、ホタテ、玉ねぎ等、メニューは豊富。お肉派にも、トンカツやビーフなどがあって、みんな好きなものを食べることができます。
串は素材によって違うことに気づきました。
こちらはたかちゃんがくれたお酒。LAまで持ち帰りました。ブラックバード、アラバマで大晦日のライブを終えたら、元旦に戻ってくるので、お屠蘇にするの。
帰りにお会計場にカラフルな札が並んでいるのを発見。
注文札ですね。見事な電卓さばきです。アメリカではテーブルで会計するので、こういうシーンを見ることはありません。面白いです。
満腹、ほろ酔いで、店を出ます。
HAYATO君がブラックバードに尋ねました。
”引退を考えたことって、あるんですか?”
大きく首を振って、”ない、ない!”と答えるブラックバード。
”ミュージシャンは引退しないんだ!”
”やっぱ、そうだよね!”
と納得する二人。
”君らも、する気ないだろ?”
と、尋ね返すブラックバードと、同じように、大げさに、手も首も振って否定する二人、みんなで大笑いです。彼らは引退なんて、まだまだの若さですが、いくつになっても、好きなことをやり続けて行くというのは、それなりに勇気の要ることです。それはアーテイストであっても、会社員であっても、お店屋さんであっても、全く同じ。自分の信念を貫き通すというのは、簡単なことではありません。外の世界と色が合わなかったり、はみ出しちゃったりするなんてこと、しょっちゅうあります。何かを犠牲にしなければいけないこともあるでしょうし、壁にぶつかることもあるでしょう。三人が、お互い頑張ろうな!と言っているようで、とても、微笑ましく思いました。
地下街を歩いて駅に向かう四人組。大阪は地下街がとても発達してるの。結構、どこまでも続いていて、雨の日でも、全く傘無しで目的地に行けたりする、便利だよ。ただ、Mrs.は長く日本を離れているので、地下に潜ってしまうと、方向がわからなくなってしまうけれど。
クリスマス気分の盛り上がる地下街を抜けて、家路につく我が家。