ミスター・マーシャルは永遠に | Blackbyrd McKnight プログレッシブ・ファンク・ロック・ブログ

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伝説のギタリスト、ブラックバード・マックナイト。その一環した職人気質な音作りとは裏腹にお茶目なブラックバードの一面を、日本生まれの日本育ち、ミセス・マックナイトがご紹介します。

あのマーシャルアンプの創始者、ジム・マーシャル氏がお亡くなりになったそうです。

http://jp.reuters.com/article/entertainmentNews/idJPTYE83500420120406

すべてのアーティスト、同業他社からも限りない敬愛を受け続けたミスター・マーシャル。

ずっと昔のMixi日記に書いた事がありますが、ジョージ・クリントンは名付け親を頼まれる事が多く、しかもクリエーティブな彼の事、結構ガッドファーザーになる事を喜んでいたりするのですが、ゲイリー・シャイダーの息子、マーシャル・シャイダー。彼の名前はもちろんジョージがつけてあげたのですが、本当の名前はマーシャルアンプだそうですよ。

それは冗談でもなんでもなく、マーシャルアンプと言えば、ミュージシャンにとっては子供の名前にしたいほど尊敬するものなのでしょう。

NAMMショーで、ブースを何回も取り巻くほどのラインを見たら、その最終点にはいつもマーシャル氏がいらっしゃいました。

もう、その人気ぶりと言ったら、スター勢揃いの会場内で、1-2を争う熱狂ぶり。並のスーパースターでは勝ち目が無いくらいでした。

マーシャルの関連会社とエンドースがあった時、ARの方がアレンジして下さって、サインをいただく事ができました。ブラックバードの喜び様と言ったら、ロック小僧そのものでした。割り込みで皆さんには申し訳なかったのですが、果てしなく並ぶ音楽ファンに、ずっと笑顔でサインをしていたマーシャル氏の横顔を間近で拝見して、なんて幸せそうな方なんだろうと感動した事を思い出します。

ここしばらくマーシャルアンプの会場に、長蛇の列を見かける事が無くなり、とても寂しく思っていました。ご病気だとお聞きし、ご回復を心からお祈りしていたのですが、今日この悲しいニュースが目に留まりました。

ミスター・マーシャル、彼が世に送り出した最高傑作マーシャルアンプからは、今日も私達を元気づける音楽が流れ出して来る。

その偉大な功績を私達はいつまでも忘れません。