Pファンク元ネタ特集ーライブで必ず聴く事の出来るフランク・ザッパの曲 | Blackbyrd McKnight プログレッシブ・ファンク・ロック・ブログ

Blackbyrd McKnight プログレッシブ・ファンク・ロック・ブログ

伝説のギタリスト、ブラックバード・マックナイト。その一環した職人気質な音作りとは裏腹にお茶目なブラックバードの一面を、日本生まれの日本育ち、ミセス・マックナイトがご紹介します。

Pファンクのライブでおなじみのこのフレーズ、Pファンクの曲の一部と思っている方もいらっしゃるのでは。



いかにもフランク・ザッパなこの曲、ジョージが好きなのも頷けます。

何となく楽しげな曲調にだまされない様に。

テレビが、メディアが、いかに人々をマインド・コントロールしているかを歌ったこの曲。曲中で出て来る俺とはテレビのこと。

I am the tool of the government
And industry too
For I am destined to rule
And regulate you

俺は政府の、そして産業の手下。
お前を支配し、管理する運命にあるのさ。

You will obey me while I lead you
And eat the garbage that I feed you

お前は俺に従い、
俺が食わせる生ゴミを食う。

And you will do as you are told
Until the rights to you are sold

お前は言いなりだ。
自分に与えられた権利まで売っぱらっちまうその日までな。

Well, I am the slime from your video
Oozin along on your livinroom floor
I am the slime from your video
Cant stop the slime, people, lookit me go

俺はビデオの中に隠れているヘドロ。
お前のリビングルームに流れ出る。
俺はビデオの中に潜むヘドロさ。
止める事など出来ない。
お前らは、俺が浸食して行くのを見ているだけ。

I'm The Slime/Frank Zappa
<日本語訳:Mrs. McKnight>

背筋が寒くなるようなこの曲で、人々を煽動し、踊らせるジョージ・クリントン。

フランク・ザッパかジョージ・クリントンか。

彼らの脳みそと、TVから流れ出して来るヘドロ、どちらがより粘っこいか、比べてみる事が出来れば非常に面白いんですけれども。