「アールブ(alfar)」、「エルフ(elf)」 | 雪うさぎ

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 子供のときから、作文とか読書感想文は苦手で^^。
 つたないながらも、少女漫画と少女小説の紹介をして
いきます。

 このテーマ。ほぼ、逸話の紹介になります^^。

 やから、興味ない人には、つまんないお話です。


 うち自身のコメもありません^^。


 ま、とりあえず日本ファンタジーでも有名なエルフ

の紹介から^^。


「アールブ」

 トールキンの「指輪物語」で有名になったエルフのこ

とです(本来はフェアリーと同じ小妖精でしたが、トー

ルキンの創作が有名になったため、今の日本ファンタ

ジーのエルフのイメージが一般化されてます)。
 エルフは元々古代ノルウェー語のアールヴからきた

もので、その意味はずばり、「妖精」です。北欧神話に

よると、アールヴには太陽よりも美しいリョースア-ル

ヴ(ljosalfar-白い光のエルフ)と黒いデックアールヴ

(dokkalfar-黒き闇のエルフ)がいます。単にエルフと

言った場合はリョースアールヴをさします。
 リョースアールヴは天にあると思われるアールヴヘイ

ム(alfheimrーエルフの国)に住み、神々と同様にあが

められていました。北欧の人々はエルフに豊作を祈願し

たようです。性質は善良かつ高尚で、大抵人間に対して

友好的です。
 デンマークでは少し違いエルフの男は老人のような姿

をしていて、背の低い帽子を被っています。女の方は若

く美しく魅力的で、人間の男は誘惑されてしまいます。
 デックアールヴは地中に住み、しばしばドヴェルク(ド

ワーフ)と同一視されました。こちらはリョースアールヴ

に比べると醜く小さく、頭は不恰好で猫背です。邪悪なも

のは人間に怪我を負わせたり、病気をもたらしたりしま

す。それほどでもないものは人家の下に住み、いたずら

好きで、良く人間のことをまねるといいます。

 ホブゴブリン、パック、ボギー、ブラウニー等の逸話が

それになります。

 ホブゴブリンや、ゴブリンは、ファンタジーRPGにもよ

く敵役のモンスターとして登場しますね。


「エルフ」

 北欧スカンジナビアの人々は、エルフ、またはハルダー

・フォルク(隠れた人たち)と呼んで、その存在を信じ続け

てきました。ハルダーの娘たちは美しく魅惑的で、灰色の

ドレスに白いヴェールをまとっていましたが、他の妖精の

ように、身体の欠陥(長い牛の尾をもっている)があった

ので、人間には見分けがつきました。
 スコットランドでは、人間と同じサイズの妖精がしばしば

エルフと呼ばれ、フェアリーランドでは「エルフェイム」と呼

ばれたとされています。イングランドでは、エルフは、もっ

と小さな群れをなす妖精で、その名前は、とくに小さな妖

精の男の子たちを指すのにつかわれました。

 「フェアリー」も「エルフ」も妖精たちの間では、自分たち

が、そう呼ばれることに好ましく思っていなかった・・・・とさ

れています。

  「インプ」か「エルフ」とお呼びなら、
  よくよく気をつけて下さいな、

  「フェアリー」とわたしをお呼びなら、
  いろいろじゃましてあげましょう、

  「良いお嬢さん」とお呼びなら、
  あなたの良いお嬢さんになりましょう、

  だけど「すてきなシーリー」とお呼びなら、
  昼も夜も、良い友だちになりましょう。