相手の背景や状況を考えて配慮しながら伝えること。

それは決して"我慢"ではなく大人としての当たり前の気遣いなんですよ。

 

こんにちは!

何度も繰り返すダメンズ恋愛専門カウンセラーのJURIIです。

 

ここ最近、言いたいことが言えなくて・・

 

というご相談を多くいただきまして!

 

今日はクライアントさんの事例を元に、言いたいことが言えない深層心理を解説していきますね〜!

 

 

  なぜ言いたいことが言えないのか?

 



 

 

彼に対して、思ったことが言えなくてお悩みだったクライアントのMさん。

 

大したことじゃなくても、無意識にグッと自分にブレーキがかかり、中々思うことが言えなかったんですねショボーン

 

そこでMさんに質問ウインク

 

彼に言いたいことを言ったとしたら、どう思われそうだと思うの?

 

すると彼女は

 

「どうせ言ったって分かってもらえない!言ってもムダだ..そんなふうに思います。」

 

そこで!このキーワードを元にインナーチャイルドセラピーをしました。

 

  インナーチャイルドから見えてきたもの

 


すると、見えてきたのは5歳のMさん。

 

幼稚園での話をお母さんに教えようと話しかけると、お母さんから

 

ちょっと待って!!いま忙しい!!ムキー

 

怒鳴られたシーンが浮かんできました。

 

そのとき5歳のMさんはどう感じてる?

 

そう私が質問すると

 

お友達との面白かった話をただ聞いてほしかっただけなのに。

そんな言い方するなんてひどい。もうお母さんには何も言わない怒り

 

話を聞いてもらえると思っていた彼女は、突然怒鳴りつけられたように感じ瞬時にそんなふうに心に決めたんですね。

 

これが幼児決断と言われるもので意図的に解除しない限り、たとえ歳を重ねても

 

状況や相手を変えて、似たようなパーターンを死ぬまで繰り返すこととなるんです。


  言いたいことが言えなくなった本当の原因



今大人のMさんが彼に言いたいことが言えないのも、無意識のうちに子供のころのパターンを繰り返してしまっていたからなんですね。

 

そしてここから、こんなことになった本当の原因がわかるシーンへと誘導していくと・・

 

今、Mさんはなにをしてますか?周りには誰がいる?

 

「お母さんがキッチンにいます。私はテレビを見ながらお母さんに話しかけようとしてます。」

 

お母さんはキッチンで何してる?周りの様子は?

 

「お母さんは、夕飯で私がリクエストした天ぷらを作ってます。あ、でも近くで2歳の弟がぐずって泣いててお母さんは慌ててる。」

 

なるほど。その状況で5歳のMさんは、なにを思ってますか?

 

「お母さんに私の話を聞いてほしい」

 

  見えていなかった"自分の姿"

 


5歳のMさんは、

 

ちょっと待って!!いま忙しい!!

 

突然お母さんに怒鳴られたように感じていましたが

 

実はその言葉の背景でお母さんは

 

泣いている2歳の弟の面倒を見ながら、Mさんがリクエストした天ぷらをせっせと作っている


そんなせわしない状況があったんですねー。

 

すると彼女はハッとしたように驚き

 

私、母に自分の話を聞いてほしい気持ちでいっぱいで周りのことが全然見えてない。というか気にもしてない。弟のこともお母さんがどうにかしてよ!私の話聞いてよ!って思ってる。。母がイライラするのも当然ですよねショボーン

 

  思いを伝えられるようになるために

 


これはあくまでも、イメージワークなので事実かどうか?はどうでもいいの。

 

潜在的にどんな思い込みや勘違いが隠れているのか?

 

それを炙り出すことが、問題の根っこを摘み取るために非常に大切なんです。

 

Mさんが彼に言いたいことが言えなかった原因


それは、

 

元々は相手の状況も考えずに自分の好きな時に好きなだけ話かける無神経な性格だったから

 

なんですね。

 

それを親に注意されていたにもかかわらず全く直さなかった。

 

だからこそ、ある日お母さんにドカンと怒鳴られるようなことになったんです。

 

もしこのとき怒鳴られていなければ、

大人になっても彼女はパートナーの状況も考えずに自分の言いたいことを好きなだけ話すちょ〜うざい女になっていたことでしょう。笑

 

だから感謝なんですよ、本当は。

 

でも子供のころの狭い視野ではそれが愛だということが分からず、恨みに思い親を加害者にして

 

もうお母さんには何も言わない。

 

そう決めた。

 

彼に思いが言えないのは未だに親に恨みを晴らしている無意識の復讐なんですよ。

 

だからこれを解除する必要があるんですね。

 

そのためには、自分の無神経さを自覚し、親のエネルギーを奪ってきたこと、躾だとも分からず勝手に恨んできたこと。


それらを自覚し、反省し謝罪することが必要なんです。

 

そうすることで、もうむやみに自分を抑え込むことが自然となくなっていきますからね。

 

  まとめ



言いたいことが言えない!

 

そう言う人ほど、好きな時に好きなだけ言えないと

 

言えていない・・

 

なんて思ってたりします。苦笑

 

しかしそもそも、

 

言いたいことを言う=良いこと

 

これはチャイルド思考なんですよ。

 

大人のパートナーシップを築ける人は、

 

一方的に話をするわけでも、我慢し続けるのでもなく相手の状況や背景を考えて配慮しながら伝えること。

 

それは決して我慢ではなく、大人として当たり前の気遣いんですよ。

 

Mさんも幸せな大人のパートナーシップへとまた前進されました!


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