渋い中、なんとか、、、 | 対馬世人オフィシャルブログ 「怪獣狩り日記 ~SEIJIN’s LIFE~」

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その時、その季節に獲れる最大魚=“怪獣”を求めて磯・サーフ・河川を駆け巡る「怪獣狩り日記」


向かい風を強く受けて、波もそこそこある状況。


ヒラスズキを狙う上で避けて通れないシチュエーション。


アングラー側にとって非常にストレスの多い状況だが、唯一の条件さえクリアできればこういった日の方が楽勝ゲームが成立する可能性は高い。



その条件は、

ポイントにルアーが届き、

最適なプレゼンテーションが出来ること。



手持ちルアーの中で、ポイントまで届くルアーを絞り込み、更に波高、流速、水深、根の形状などの様々な外的要因を考慮して、何が最適化を選択する。



当日は食わせのポイントまで35メートル。


ということは、最悪でも40メートル地点から流し始める必要がある。


そして水深は約2.5メートル、水面の上下動も激しい。



まずはこの状況で対応できるルアーの中で最もHIレンジのハイスタンダードを投入すると、一投目で水面爆発するもノリきらず。


気を取り直して投げた2投目も水面爆発。


こちらはルアーに触れず、海にお帰りになった。



アプローチは間違っていないようだが、このシチュエーションにおいてはルアーが流れるのが早すぎることが原因で、もう少し水を捉え、ゆっくり見せたいところ。



ということで、迷わずブローウィンを選択して流し始めること数投。


狙い通りにHIT!

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こんなフッキングだが、ジャンプライズトラブルは一切曲がることなく、ホールドしてくれた。



ただ単にポイントまで届くだけではダメ。


届いて尚且つ、しっかりと水を捉えてくれたのが功を奏したのだろう。


1本で全ての状況をカバーできる最強ルアーがあるならいいのだが、そんなルアーは存在しないので、適材適所を見極めての選択も非常に重要である。


つづく、