「フラグ回収」と日常的に使っていたのですが、この前年配の方に通じず、そういえばネット用語か!とはっとしました。

「フラグ回収」を理解するためには「フラグ」という言葉を理解する必要がありますが、「フラグ」という言葉自体、ネット用語的なのかなと思います。

「フラグ」について、下記の記事を見つけました。

 

 

記事の内容を簡単にまとめると、「フラグ」とは、前触れ、先触れのこと。

フラグの中にも種類が存在し、死亡フラグ、生存フラグ、負けフラグなど。

その上で、フラグを回収するとは「フラグが立った状態から予想通りの展開になることを表す」とありました。とても簡潔でわかりやすかったので、是非ご一読を!

 

面白いと思ったのが、pixiv大百科です

 

 

この記事の中では「「フラグを立てる」と「伏線回収」を混同した言葉。そもそもフラグは回収することが目的のものではない。立てずに回収してしまっては意味がない。」と紹介されていました。思わずなるほど〜と言葉が出ましたね! 「フラグを立てる」との言葉があることでフラグが広い意味で物的であると捉えられて、「伏線回収」と混用し、「フラグ回収」という言葉が生まれたのかなと! フラグの原義がわからなかったのでなんともいえませんが、これはいい線行っている気がしますね!

 

あと、知恵袋ですが、このようなことを書いている方もいました。

 

 

注目すべきは伏線回収とフラグ回収の違いとして「ある展開が予想される現象が否か」と定義していたことです。確かに、最初に掲げた記事の中の生存フラグ、死亡フラグの例のように、物語の型・テンプレートとして挙げられるので、妥当性が高いように思えます。

 

ただ、問題なのは、次のような場合です。

サッカー実況にて

「今回の試合では日本はシュートを決められることもなく、安定感がありますね」

直後 日本ゴールを決められる

「フラグ回収ですね」

この場合、ゴールを決められるという展開は予想し得なかったことです。

 

私見を述べますと、

「戦争から帰ったら結婚しようと言う」

→「死亡」

のように、言わば発言と反対のことが現実になっています。「フラグ回収」と言う言葉は初めネット用語でしたが、人口に膾炙したことによって、語の意味が曖昧になり、発言と反対のことが現実になるという点のみ抽出し、上記のようなサッカー実況での使用が認められるのではないかと思います。

 

時間があったらもっと詳しく調べたいところですね〜

今回は以上です!