前回の再開のお知らせの日記には
心温まるコメントを寄せていただき、本当にありがとうございました。
とっても嬉しかったです(-^□^-)
みなさん復習してくださるなんて、本当に申し訳ないやらありがたいやら。。。
そんなわけで?私も十分復習し
今回は、そう、あの復習、いや「復讐」の続きを。。。
以下、本文です
完全に頭にきた
Eのやつめ。調子に乗るな
何様だと思ってんだ
お互い様
と、返されたらどうしよう。。。
色々、言ってやりたいことは山ほどだが
これ以上関わりをもちたくもないのも事実。。。
私はとりあえず、こちらからは全く連絡をしない。
無視を決め込んだ。
しかし、、、
やっぱり電話は鳴った
前回の電話から1週間強だったろうか。
その日は週末、
天気も悪く、
私はなぜか部屋を真っ暗にして
「THE RING」(ホラー映画”リング”のハリウッド版)を見ていた。
日本の映画のパクリな上に(語弊が多々あります。すみません、、、)
なんだか作りがずさんだが
(日本版でいうと、真田宏之さんが変死体になって見つかるシーンが
外国人さん俳優がめっさハリボテっぽい顔面で、主人公の女優さんがヒッってなってるところとか
わりと笑えて来ちゃうくらい)
部屋が暗いせいでかなり雰囲気は盛り上がった。。。
私はホラー映画とか実はすごい苦手なのだけど
それ以上に怖いもの見たさが強く。。。
最近は見たいんだけど見れない。。。
なんだっけ?パラノーマルアクティビティ、、、だっけ??
怖そう過ぎて一人じゃ見れない。
マスオさんも、そういうの嫌いだし、、、
さて、映画も見終わり、エンドロールが流れている頃
電話は鳴り響いた。
外では雷鳴部屋は真っ暗。
Eからだ、、、
途端にお腹の底から喉元まで
黒いようなものがこみ上げてくる気がした。
出たくない。
喋りたくない、、、が
意を決して、電話に出た。
「もしもし~~、、Eです」
知ってる。
「こないだは。。。」
もういい。
「あの~、今度また。。。」
会いたくない。
「もういいよ」
私は声に出して言った。
この人は言わなきゃわからないんだ。
真っ暗の部屋の中、外を走る車のヘッドライトで
白い壁に私の影が映し出されていた。
声に出して告げると
「えっ?えっ!?はっ?」
Eからは拍子の抜けたような
呆気にとられたような反応が返ってきた。
その間の抜けた様子に
さらにドクドクと心臓の音が波打つように
黒い感情が湧き出してきた。
「この間とかさ、
ノブ君の店で、私に迎えに来いとか電話してきたりさ
そういうの皆の前で言われるの、凄い嫌だなって思ってさ。
なんか、ヒロシとかトオルとか、ノブ君とか周りの人に
E君と付き合いあるって思われるの嫌だなってそのとき思ったんだけど
そっちはどういうつもりで呼びつけようとしたの」
一度、言い始めると止まらなかった。
Eはまさか、そんな風に私が言うと思わなかったのか
明らかに動揺して慌てていたのが
電話越しにも伝わってきた。
「いや、、、そんな、、、そういうつもりじゃ」
「フッ。。。そういうつもりって、どうゆうつもり
バーベキューの時に後輩とかの人たちに
「彼女候補なんでしょう~」みたいに冷やかされたりするのも
嫌だった。
そういう風に思っちゃうのも
E君にも悪いから、もう会わないし
電話も、、もうして来ないでほしいんだけど!」
こちらもいい加減、感情が昂ぶってしまった。
「あ、、、でも、、、じゃあ
また電話するから、、、」
「いや、もうして来なくていいから」
「また電話しますから~!!」
絶叫に近いような絞り出すような声
、、、これには、あまりのEの反撃に
半ば呆れながら私も
「ア、、、ハーイ」
と言わざるを得ないほどだった。
「じゃあまた!」
「ハイハーイ」
最後は、もう適当に流して早く電話を切ることを先決にした。
映画もエンドロールはとっくに終わっていた。
もうたとえ電話がかかってこようと出なければいい。
しつこくかかってくるようなら
なんなら人生初の着信拒否設定にしよう。
しかし、、、なぜか、二度とかかってくることはなかった。
絶対かけますから~~!!みたいなこと言ってたのにね。
Eのことだから、
周りに話して、そして「やめとけ」と言われたのかもしれない、
と私は想像したりする。
周りの方たち、ナイスアドバイス!!
もう私が悪役でも何でも構わないよ。
あんなガチャ目(ヒドイ表現です。良い子のみなさんマネしないように)と
もう二度と会わずに済む。
復讐というには結果的には弱かったかもしれないが
これが同級生だったEと見合いをしたことの顛末。
Eの後日談
Eとの最後の電話は6月初め頃だったと思うが
翌年の春くらいであろうか。
車で10分ほどのカインズホームの駐車場で
Eを見かけた。
ちょうど駐車場に臨時出店していた
「富良野メロンパン」の販売車の(うまいんだ、これが)
おっちゃんと
なんだか親しげに言葉を交わしていた。
(なんかそういう馴れ馴れしそうなところがやっぱり嫌い、Eのくせに←ヒドイ)
相変わらずの風貌で
着ていた皮の黒いジャケットが
なで肩の細い肩に余りすぎるほどで
合皮なのかテカテカとまるで、遠目から見ても
昔懐かしい
黒いゴミ袋みたいに鈍く光って見えたのをよく覚えている。
私はもちろん見つからないよう車からの傍観を決め込んだ。
そして時は流れ、
2006年8月、お盆に中学の同級会に私は参加していた。
Eとは中学時代は隣のクラスなので
当然いない。
二次会ではEのクラスだった男子が家業を継いでいる
割烹居酒屋でみんなで飲んでいた。
そこでだいぶ盛り上がっていたので
私は「実は昔、同学年の人とお見合いしたことあってさ~」などと暴露してみた。
名前は公開するつもりがなかった。
私は翌年にマスオさんと結婚することも決まっている婚約中の身なのもあって気楽だった。
周りは「え~~~!マジで~~!!」などと大騒ぎしていたが
(普段から付き合いのある友人は除き)
その中で、赤い酔っ払い顔でニヤニヤしていたある男子が
「E?」とボソッと私に言ったのである。
なんで、、、!!分かるの!?
これには私のほうがビックリで青ざめた
しかも、その男子、
地元には普段住んでいなく、
千葉だかの会社で働いているらしく
おまけに、クラス内でも他でも親しく付き合っているような友達はいなそうな感じで
「なんで、アイツ毎回、同級会来るの?」と陰で言われているようなタイプなのだ。
じゃあ、なんで?
ピンポイントで当ててくるなんて。。。
絶句して、問い詰めることができなかったが
謎は深まるばかり。
その4年後、一昨年のことだが、ウニ君を懐妊直後で気付いていなかった頃
またもお盆に同級会があったのだが
その男子は来ていなかった。
幹事だった友人によると
千葉に出した案内葉書が「本人不在で移転先不明のため」で返ってきたそうだ。
実家に出しなおせばいいと思うのだが、
噂によれば、埼玉に転勤?したらしい。
来年のお盆には、私の幹事で同級会を開くことがすでに決まっている。
今度こそ、問い詰めて
謎を解き明かしてやるぜ!
「真実はいつもひとつ」!
ブラックサザエに迷宮なしだぜ!
過去何回、見合いをさせても全くもってうまくいかないサザエに
結婚相談員Mオバサンは
さらなる執念を持って挑んできた。(私会員じゃないのに)
その新たなる相手が、まさか、、、
あの人だったなんて。。。
CASE 6 に
続きは数年後なんて今度はお待たせせずに更新していこうと思ってますので
どうぞ今後も見捨てずに
過去婚活日記にお付き合いください