小学校の同級生、E君とお見合いした翌日



私は会社の友達のOちゃんとKちゃんと



とお好み焼き屋&もんじゃ屋さんで飲んでいたビール




(月曜日からよくやるな~あせる




もんじゃ焼きをジュージューもんじゃ焼きしながら




前日のお見合いについて報告すると・・・




「でも、いいじゃん。同級生ならさ~。共通点も多いわけだし~」



「そうだよ、そうだよ」



二人とも、この年に翌月5月と11月(出会って1年以内のわりとスピード婚)に



結婚することが決まっており



3人の中では1番年上である私にも



早く結婚をして欲しいという思いからか



やたら、付き合うことを勧めてきた。





「う~ん、、、でもなぁ、、、」




「ねぇ、、、さっきから煮え切らないけど



サザエは何が気に入らないの?」








顔!!





も、もちろんだが、、、



そう答えると



反論がきそうだ。





昨日のパスタの食べ方講習?のウザさも



当然、印象悪いんだけど・・・






「ご飯食べた時にね



それはお店側からの



キャンペーンサービスだったんだけど



”お食事金額の半額を金券にして



次回ご利用の際に使えるクーポンとしてプレゼント”



っていうのがあったの。



で、お会計はE君がとりあえずしてくれたんだけど



車で



”いくら?”って聞いたら



”僕はこのお店に来る機会がもうないかもだから



このクーポン券あげる。



から



その分のお金ちょうだい”



って言ってきたの」





「え~~!!!ありえない!!」



「なにそれ!そんな男やめなよ!!」




これには私も思った以上の彼女達の反応に



少しビックリえっしたくらいだったんだけど。。



あ、、、やっぱ、、これはナシなのかぁ、、って。



奢って貰うなんて最初から思ってはなかったけど



なんかひっかかるなぁって。。。



あ、ちなみに二人で3600円かそれぐらいだったんで


半額の1800円くらいを払いました~。。。いいけどさガクリ




まぁ、私




モト彼Zと付き合ってたときに



モスバーガーM



会計別払いされるような出来事(命名モス事件)もあったくらいなので




多少、そういうことに鈍感になっちゃってるのかもガーン




モス事件のときも彼女達には散々




「信じられない!!」



「Z、すごいケチ!!」



言われたっけ。。。




今回のクーポン事件(命名)も



言い方ひとつ、だな~、って思うんだけどね。。



「割り勘でもいい?クーポン券いらないからあげる」



って



サラッと言ってくれれば



「いいよ~」



って感じなんだけど。



「クーポン券あげるから、その分のお金ちょうだい」



って、言われても、、ねぇ。。



そのクーポン券



次回使うときに、お金払うのこっちなんだし



わざわざ、また有効期限までの期間中に




自宅から30キロ離れたそのお店に行かなきゃだし




得してんだか、損してんだか、、、




って感じだよね。




(ま、後日、意地でも行ってクーポン券使ったんで半額で食べれましたけど。。)




やっぱ、E君、ないな。



そんな風に思っていると





お見合いおばさんMさんに断りのお願いを



する前に





E君から



あるお誘いの電話が来た。。




CASE 5-4 に つづく


ペタしてね

婚活5人目、、、



またしても運命じゃなかった。



見た目だけで決めてゴメンあせる





E君は、小中学校のかすかな記憶からしたら



ずいぶんと背が伸びたようだ。



180cm近くあって、痩せ型、、、いや、痩せ過ぎ??



身長はいいにしても、、、



痩せたナデ肩にジャケットが着崩れしそうなくらい余ってる感じ。。



顔は、、、言わずもがな。(言うけど)



30歳になると、、皆?こんなおっさんな感じ?、、、な、わけないか。



目が、、、斜視というわけじゃないのだろうけど



焦点が定まっていないような、どこを見ているのか分からない。




話していて



ビックリえっしたのは



二人は同じクラスじになったことはなかったと思ったが



小学校高学年のとき、



同じクラスだったらしいのだ。



「え!?うそ!?担任、M澤だった?」



「うん、M澤だったよ~」



でも、向こうも私が同じクラスだったという認識は



ないらしい。



お互い、なんて存在感がないの!?ガーン



でも、、私



自慢にはまったくならないけど



クラスで男子がケンカしたた時に



「やれやれ~~!!



などと、けしかけて




ことを大きくしてしまい



その後、学級会議で



「サザエさんがけしかけたのがいけないと思いますビックリマーク



「僕もそう思いますビックリマーク



などと、



当のケンカしていた男子を差し置き



槍玉にあげられるようなトラブルメーカー?だったため




記憶にないなんて、ちょっとショックショック!




でも、それを言うなら



E君曰く



「小4のときの音楽会は”ガンダムの歌”の演奏だったよね?」



(たちあが~れ~♪ のヤツね)



「うんうん。じゃあやっぱ同じクラスだね~」



「あの時、僕、背も小さいほうで体重が軽かったから


皆で作ったガンダムのハリボテに乗っかったんだよ~」



「え~!あれ、E君だったっけ??」




そんな感じでお互いの記憶は薄くても



イヤでも昔話は共通点から弾む。






お見合いおばさんMさんも



「今度こそは!」



と思ったかもね。




そして、定番の二人でドライブ。




E君の車で南下した。




夕方になり、




帰り道で市街地に入った頃には




暗くなってきたので




私がお気に入りのイタリアンレストランで




夕食にすることにした。




料理パスタは相変わらず美味しい。




隣にいるのが、、、、もっとカッコいい人だったらなぁ、、、べーっだ!




そうそう、この時に




パスタの食べ方について、、、




よく、スプーンとフォークがセッティングされますよね。




日本では?よく女性がスプーンスプーンの上でくるくる丸めて食べたりするのが見られますが




でもイタリアでは「スプーン食事も使って食べるのは子供のすること」




言われてるらしいですね。




私もそれは知っていたけど




習慣で、スプーンスプーンをちょっと使ったら、、、





「それってイタリアでは、、、得意げのうんちくを得意げに語り始めて、、、、




なんかウザイむっ





それ以来、7年以上パスタパスタを食べる時も





かたくなにスプーンスプーンを使わなくなった私、、、





「E君のような人にそんな風に言われたくなかったな。」






そんな風に思ったのは・・・





CASE5-3 に つづく




ペタしてね

新年早々、思わせぶりなDさんとの婚活はあっけなく終わり




3月に私はいよいよ三十路に突入。




会社ではにわかに結婚する人が多くなり




その年の春から秋にかけて、何件も結婚式の予定を聞くようになった。





そんな中





4月になると、またしてもお見合い仲介オバサンMさんは





私に男性を紹介してきた。




今度は同い年




同じ街だと言う。







同い年で同じ街!?






つまり、それって







同学年!?






名前を聞くと確かに知っている・・・





E君。。。。ね。




えーと。。。?




同じクラスには、、なったことなかったかな??





中学は隣のクラスだった、、っけ。





そんなの、お互いお見合いで





会いたくないに決まっている。






私は「ナシだ~かおと思っていると





後日





「あちらはお会いしたいって言われているので」




お会いしたい??




「会っても別にいいけど。。。」とか





なにげに上から実は言われてんじゃないの~?




(私、ちょっとばかり男性不信?)





でも、そう言われると





会いもしないで断るわけにもいかない。





同じ小学校・中学校ということで





共通点は多いわけだし





プチ?同窓会気分で行ってくるか~。。





E君、昔の姿を思い出すと。。。




坊主っぽい頭で




なんかすごく素朴な少年、って感じだったような~。。。。




もしかしたら


ものすっごく格好良くなってたりしてね!?




それで中学卒業から15年・・・・




お見合いで再会、なんて




それこそ




「運命の出会いラブラブ!だったりして!?




なんて想像してると




ちょっと楽しくなってきたニコニコ




場所はまたしても





1年とちょっと前、




Aさんと最初に会った時と同じ





寂れた街の喫茶店だった。






もしかしたらCさんも、、、同じ場所だった、、、かも


(覚えてなくてゴメンねゴメンね~~)





お店の人、「あ、またこのヒト、お見合いだ」って思ってたりして。。。




日曜日の昼下がり、




E君はまだ来ていなくて




席に着き、待っていると




しばらくしてから




お店の入り口のドアの鐘鐘




カランコロン鐘と鳴った。




来た!





入ってきた




男性・・・・E君の姿を




見て










か、か










かっこ










よく










かっこよくない!!ハートブレイク






一気にサザエのテンションはダウンダウン




「おひさし、、、ぶり?です。。^-^;





今までのお見合いの中で


一番の作り笑顔で挨拶354354




運命、じゃなかった、運命じゃない!!!




さがったテンションのまま



店内で・・・





CASE 5-2 へ つづく



(今回、途中から CASE4-1  のバージョン違い? になっております



よかったら、ご確認・ご了解くださいませ)


ペタしてね



Dさんの車に私は乗せてもらった。



車もBさんの時のような事はなく、



スバルのレガシィだったかなんだったか、、、



紺のワゴン車で趣味も悪くなかった。




「適当にドライブって感じで走るねー」



「はいドキドキ



国道ではなく、一本入った場所の道で



そこは、Dさんの実家がある街だった。



ふと車窓から景色を見ると



「D川板金」というような



Dさんと同じ苗字の看板があった。



「ここらへんはD川さんっていう苗字が多いんですか?」



なんとなし聞くと



「あっ、今の俺ん家なんだよ」



「えっ!そうだったんだ!あっ、じゃあ、ご実家は自営業されてるんですね~」



そんな話をしながら、Dさん実家の近くをドライブ。




知り合いに見られたら、、、とか恥ずかしかったりしないのかな。



見られてもいい、ってこと?ニコニコ



小一時間、ドライブをして、



「お茶でも飲んで、もうちょっと話そうか?」と言うことで



私はもちろん



「はいドキドキ



最初に会った場所の近くまで戻り、



「う~ん、、、、と、ガストでもいい?汗



「はいニコニコ



Dさんと一緒なら場所なんてどこでも良かった。




ドリンクバーやちょこっとだけ食べて



色々、話をした。



Dさんと話してると楽しいし、本当にタイプ。



でも、ここまでいい感じだと、



ちょっと私には疑問が。。。



「Dさんって、お見合いしなくても、彼女できなくて、、、ってことないんじゃないですか?



すごく話しやすいし」



私は思い切って、本人に聞いてみた。




「、、、う~ん、、、まぁ人と話すのは職業柄、好きなほうだし、、なんだけどね。。」



と、答えになってるようななってないような。



はぐらかされた?



でも、仕事で地元離れてるし、一人暮らしで、案外、出逢いとかないのかもな~、、、




赴任先も観光地ではあるけど、人がたくさん住んでるところではないし。




おごられっぱなしは悪いな~、と思ったので



ガストでは私が支払いを申し出た。



Dさんは「いいよいいよ」と言ってくれたけど



私も、 「いえいえ、ここだけ音譜 と言って支払った。



Dさんは、実家にも寄るつもりもなく



私を送ったら、隣県のアパートに戻ると言う。



本当に私に会うためだけに今日、来てくれたんだなぁ。



車に乗り込む時に



思い切って私から



「あの、メールとか、、アドレス教えてもらってもいいですか?」



「あ、うん、いいよ、もちろん」



と、メルアドと携帯番号も教えてくれた。



「メールしますね~」



「あ、うん、俺もするね~



電話もしてよ」




そして、家まで送ってもらった。



お互い笑顔で



「今日は楽しかったです。


ありがとうございました。気をつけて帰ってくださいね!」



「こちらこそ楽しかったよ。ありがとう^^」



家に入ると、



お見合い帰りなのに



いつになく嬉しそうな私に




両親は



「これは!」



と、思ったようだ。



父などは



「おめでとうございます。隣県の○○は遠いけど、これから通うことになるのかな」



などと気の早いことまで言っていた。



私は一人っ子のため、基本、お見合いするなら養子のほうがいいと思っていたし



地元を離れるつもりも



その時まではなかったけど



Dさんに会って、



その一日だけで、そんな条件はすべて、ないものにしていいと思った。



それだけ、その日の出会いは私にとって大きいものだった。




けれど




夜になり、私はDさんにメールをしてみた。



本当はメールが届くのを待ちたかったのだけど




「今日は遠くまで本当にありがとうございました。



もう無事にアパートまで帰れましたか?



運転おつかれさまでした音譜



という内容で。





しかし、返事はなかなか来ない。




疲れて寝ちゃったのかな?





次の日になっても来なかった。




仕事、忙しいのかな?




意外と不精な人、、なのかな??





「電話もしてよ」というDさんの言葉を思い出し




3日ほどしてから




夜10時前に思い切ってかけてみた。




しかし、Dさんは出なかった。





レスもなかった。。。。





「振られた、んだ~。。。汗




あまりにも会った時に感じが良かったから





あの態度は嘘?、演技?




こんな無視されるぐらいなら




あんなに感じ良くしないで欲しかったーー。




実はもう会ってるときから 「この女、ないな」って思ってたの??




だったら、、そういう態度でいて欲しかったーー




母は気遣ってか




「会った時は感じいいな、って思ってたかもだけど



往復5,6時間もかけて、帰ったとき



付き合うの大変だな、とか思ったのかもよ」



と言ってくれたが




そんなの、本人に聞かなきゃ、本当のとこはわからない。



私のどこがダメだったか教えてよ~。





それから数週が経って



こちらの傷?も、もう癒えた頃



かさぶたを剥がすように




Mさんから言いにくそうに



「向こうからお断りの連絡が、、」




と言って来たそうだ。




理由は言ってくれなかったのか、何なのか



こちらにまでは伝わってきていない。



今となっても



謎のままだけど、本当に本人から伝えて欲しかった。



そうしたら、婚活の参考にできたのにビックリマーク




婚活は勝ち負けじゃ決してないけど



Dさんのことに限っては



完全なる私の敗北。



後にも先にもない、一敗を記すのだった。





余談だけど



私の携帯の電話帳には



Dさんの欄がまだある。



なんか消すのも、こだわってるみたいだしね?



それ以外にも



「この人、、誰だっけ??何つながり??」という異性の名前がたくさん。。。あせる



タラちゃんが携帯を最近よくいじるので



間違ってかけちゃわないよう



思い切って、色々削除しようかしらね?



と思いつつも、



タラちゃん対策でアクセス制限をかけてるサザエなのでした。




またまた余談だけど



マス夫さんの携帯には



「イソノ サザエさん」と私の旧姓で登録されている。(しかもサン付け)



あの~、私



「フグタ サザエ」じゃないんですか?



結婚して、あなたの苗字になったんじゃないんですか?



そう聞くと



「独身時代を思い出して、ドキドキするじゃない?」



相変わらず、登録を変えないマス夫なのでした。




N E X T



このままでは悪い、と



思ったのか



お見合いオバサンMさんは



新たな刺客?を登場させてきた。



その人は意外にも、、、、




古くからの知り合い?




だった。。。




CASE 5-1 に 続



ペタしてね

婚活4人目にして、ようやくカッコいいと思える人に出会えた!



カッコいい、、、っていう概念は人それぞれ、、だけど。



Dさんの顔は。。。



THE BOOM (代表曲:島唄など)のボーカル 宮沢和史さんによく似ていた。



実はBOOM、昔、島唄が流行る前とか好きで(星のラブレターとか、、知ってる?)



短大時代にはライブに行ったこともある。



髪型は、短くもなく長くもなく、ナイナイのやべっちみたいな感じかなぁ。。。




Dさんは、休日にもかかわらず、スーツにネクタイ姿だった。



そんなちゃんとした格好の人、初めてドキドキ



それに「踊る大捜査線」の青島みたいなコートを羽織っていたにひひ

(すぐ脱いだけど)



さぁ、皆さん、想像想像ラブラブ



そうそう、歳は1、2歳年上だから、当時32歳くらいかな。





待ち合わせ場所はDさんの実家の近くではあったけど



Dさんは実家に住んでいない。



仕事の関係(お菓子メーカーの営業)で、隣県に一人暮らし。



隣県とはいえ、交通の便はあまりよくない場所で



待ち合わせ場所まで3時間近くかかるだろう。



この日も、前日から実家に泊まっていたわけではなく



朝から3時間かけて待ち合わせ場所に来てくれた。



わざわざ、私に会うために、、、



それだけでポイントアップだよニコニコ




お店の中に入ると



予約していたわけではないのだろうけど



私たちの格好からなのか



開店時間からすぐの早い時間だったから



たまたま空いていたのか



こじんまりした個室に案内された。



このお店には何度も来ているし、



今となってはほぼ常連?



(といっても数ヶ月に一度、、なのだけど



タラちゃんを連れて行くと



出産後初めてのときは”いつ産んだの!?妊娠してたの気づかなかったわ~”と言われたり



連れて行くたびに”あら~~、また大きくなって~~”と言われる



マス夫さんは婚約中に一度いっしょに行ったくらいなんだけど。。汗



な、そのお店に



そんな「隠れ個室」のような場所があったなんて



気づかなかったわ!



まるで、本当に?お見合いみたい!!



今までが今まで、、だったからなぁ~、、、ガーン



お昼には少し早いぐらいの時間だったけど



「何か食べましょうか?」ということで



私はミニ丼を頼んだ。



お鮨イクラvとかだと人から見て綺麗に食べれるかどうか自信ないしあせる



私、話してたりすると食べるのも遅いし、、、





Dさんは、話し方も感じが良くて



今までの人たちとは比べ物にならないくらい音譜




お見合い仲介のMさんも



「こんな若くて美男美女のお二人といっしょに食事が出来て





幸せでございます・・」



正気か・・・お世辞はいいよポポッ




でも、まぁ私はともかく、




Dさんはたしかにカッコいい。。。萌~ッッ





しかも、お会計の際に




Mさんが「ここは、、私が、、」と言うと




Dさんが



「いや、僕が」



とスマートに三人分払ってくれた。




Mさんは「そんな私の分まで、なんて」と、、とっても恐縮していたけど




そういうスマートさもス・テ・キビックリマーク




外に出て、




Mさんが「これから二人で出かけて、ちょっと遠いのだけど、サザエさんをお家まで送っていってあげてもらえるかしら?」




「はい、もちろんです」




いよいよ二人でのデートラブラブ




ドキドキ。。。。(´・ω・`)




CASE 4-3 に つづく



ペタしてね