予想外 | 強いことは優しいこと。

強いことは優しいこと。

2017年34歳で乳がんになった私の思うこと。
徒然なるままに。
日々変わるであろう私の気持ちと、変わらないで欲しい普通の毎日を。

先生からあらかじめ聞かされていた入院期間は10日から2週間。

排液の減り具合によって個人差はあるけれど、ドレーンが抜けたら退院。

 

手術から最初の2日程は排液も60ccとかあって、

看護師さんに30cc切らないと退院できないよ~

って言われていたので

朝に前日の量を聞く→まだまだって言われて落ち込む

を2日程繰り返し、迎えた術後4日目の朝。

先生がドレーン抜いちゃお!!って軽いノリで現れた。

排液が30になったらしい。

はやっ!

 

看護師さん曰く、私には特別優しいらしい先生は実際は軽いノリではないけど明るい雰囲気を纏ってテキパキと処置をし、

『明日退院していいですよ』と私に言ってくれた。

 

入院する前の掲げた目標

『来週には家にいる。』

あっさり達成!

なんなら巻きで!!

手術前日の日曜日に入院の土曜日に退院。

 

なんとスムーズ。

排液の減り方が急に早くて看護師さんも、リハビリの理学療法士さんも驚きだった。

 

おかげでリハビリは自宅で行うように言われたけど。

ロコと主人のいる家に帰れるのはやっぱり最高ね。

 

帰ってからドレーンの穴から少し排液が出るかもと言われたけど、

ガーゼにうっすら付着するだけでちっともだった。

 

自分の回復力に驚かされたけれど、やっぱり先生の腕が強いんじゃないかとやっぱり信者な私だった。

退院前日に先生にお願いして写真を一枚撮ってもらった。

 

先生はちょっと照れながら『また会えますよ』って言って。

『ご主人に撮影してもらうなんて悪いです』て言ってた。

 

そんなちょっと体育会系な感じと、でも一緒に写ってくれる先生が可愛くて好きだなーって主人に言ったら笑ってた。