前回

以下のクイズを出しました。

 

林正太郎作とされた

ぐい呑は

本物なのかどうか、です。

  

林正太郎作とされたぐい呑

 

この作品は

本物でしょうか。

それとも

ニセモノでしょうか。

 

判りましたか?

同上・彫り銘

 

実は自分でも

時々間違えそうになってしまう

そういう作品で

少しメンドクサイ子なんです。

 

では

その答えは、というと

 

真作?

 

違います。

 

では贋作?

 

それも違います。

 

正解は

 

作者が違う

 

これが答えでした。

 

林正太郎氏のぐい呑を

持っているか

詳しい人なら

多分簡単な問題だったと

思います。

 

自分は過去に

林正太郎氏の作品を

入手した事が無いので

思い入れが無い分

判断にいつも

少しの迷いが

生じてしまいます(笑)。

 

これが大好きな

玉置保夫氏の作品ならば

一目で真贋は

判断出来るのですが。

 

好きであると言う事は

そういう事なんです。

 

一目で判るし

絶対に間違えない。

 

では

誰の作品かと言うと

作者は

 

東正之

 

さんです。

これが答え。

 

ポイントになるのは

裏の釉薬の掛かり方と

彫り銘の僅かな違い。

 

それ以外にも

幾つか有りますが

判別し易いのは

この二点です。

 

興味の有る方は

どう違うのか

自力で調べてみて下さい。

東正之作『志野ぐい呑』

 

ぐい呑に関して

写真等で

その見極め方を

詳細説明しても

一向に構わないのですが

(写真資料は集めて有りますので)

それをしても

結局誰も得しません。

 

いくら説明しても

誰の記憶にも残らない。

 

理由は簡単です。

知る意味が無いから。

だから記憶に残って行かない。

 

これが

実際に騙された人なら

その悔しさから

覚える事は有るのでしょうが・・・。

 

そういうモノなんです。

自分も含めて、ですが。

 

ちなみに

志野のぐい呑で

『正』の彫り銘を使う方は

自分の知る限りでは

三人と一窯有ります。

 

この数は

それぞれの判断によって

捉え方が異なりますので

厳密では無い事を

御承知下さい。