秘蔵品 人間国宝 荒川豊蔵
紅志野 大萱 斗出庵
裏千家鵬雲斎花押 二重箱
仕覆 共布 共箱 茶碗 茶道具
こんなタイトルを付けられ
以下の御茶碗が
あるサイトに出品され
購入されて行きました。
最終的には
キャンセルされたみたいですが・・・!
金額は20万円。
イイねのハートマークは
その時点で32人。
その大半は冷やかしか
誰か騙されて買わないかなぁ・・・!
という
シロウトへの誘導イイねです(笑)。
荒川豊蔵の志野茶碗を
知っている人だったら
一目で違うよって判る
全くの別人の作品なのですが
その分
色んな仕込みで
嘘に嘘を固めて有るのが
贋作の世界。
高台脇の『斗』の字は
もちろん後彫り。
豊蔵の箱書きも
今日庵の書き付けも
勿論ニセモノ。
唯一お金が掛かっているのは
桐箱と二重箱と袱紗と
四隅の柱でしょうか。
共箱の場合
柱が付く事は有りません。
共箱は御茶碗がすっぽりと入る様に
作られますので
柱の必要は有りませんし
柱を入れる余裕が有ったのなら
むしろ中身が違う事を
疑わなければなりません。
いかにもって見せる為に
そこは手間を掛けています。
この御茶碗は
ヤフオクでは全く相手にされない
作品です。
つまりヤフオクの方が
作品判断は
シビアであると言う事。
だからシロウト目利きの多い
サイトへと
贋作は流れていく。
下の作品もその典型。
鈴木蔵作『志野ぐい呑』共箱・・・贋作
同上
同上・口の形状は輪花
同上・掻き銘
唯一らしい部分が有ると言えば
口造りの輪花。
それ以外は
全く似ても似つかない作品です。
このぐい呑もまた
ヤフオクでは
全く相手にされない作品。
鈴木蔵氏の
ぐい呑の決まり事(銘のルール)を
逸脱した作品ですから
相手にされる筈も無い。
鈴木蔵氏のぐい呑の
ホンモノを幾つも見れば
決まり事は
簡単に判ります。
だから買った人は
完全な勉強不足です。
まあ
その決まり事は
贋作者にとっては
簡単には
真似が出来ないモノなのですが・・・!
でも
有り得ない贋作を
仕立てるのもまた
贋作者らしいと言えば
らしいトコロなのですが・・・。
だって
贋作を仕立てる人は
そもそもが
ウソツキですから(笑)。












