新日本プロレス上半期の総決算
レック Presents DOMINION 6.9 in OSAKA-JO HALL ~BEST OFTHE SUPER Jr.31 決勝戦~
全9試合中7試合がタイトルマッチ。
ダブルメインはなんと新日本プロレスJr.最強を決める決勝戦となった大阪大会。
当日の座席は花道側のひな壇席。リングから少し離れていますが視界も開けて試合も楽しめました。
また花道を歩む選手の表情が色々と撮れる良き席でした。
第1試合から登場した内藤選手。帝国の若きカラムニューマンを汗もかかずに難なく退けました。
第4試合はNEVER無差別級6人タッグ戦 王者組の棚橋弘至&矢野通&ボルチン・オレッグ組が2度目の防衛戦。ロスインゴの辻陽太&高橋ヒロム&BUSHI組を迎撃。
初のNEVER6メンに挑戦するヒロムくん。対ヘビー級の選手を相手にどう戦うか注目の闘い。
チャレンジャーチーム唯一のヘビー級となった辻選手。しっかりチームをまとめます。
対する王者棚橋選手。久しぶりに矢野通とタッグを組みトオルとヒロシ姿で登場。それに巻き込まれたボルチン・オレッグ選手も学ラン姿で団結を深めます。
学ラン姿もサマになる棚橋選手。試合は残念ながら辻選手から3カウントを奪われベルト防衛ならず。
初のNEVER無差別6人タッグのベルトを奪取したヒロム選手。カメラに向かって喜びのガッツポーズ。
続いて第5試合はNJPW WORLD認定TV王者ジェフ・コブとピットブルこと石井智宏と対決。
花道を歩む挑戦者の石井選手。すでに戦闘状態。
ゴング鳴る前から両者すでに爆発寸前。割って入るレフリーも大変だわ。
ベルトを防衛したコブ選手。やはりデカいし動けるし底無しのパワーでパワーファイター石井選手を粉砕。石井選手にはG1クライマックスで巻き返しを図って欲しい。
第7試合はNEVER無差別級王者の鷹木信悟が3度目の防衛戦。長期欠場から復帰したHENAREと激突。
試合はHENAREの猛攻を耐えた鷹木選手。打撃の応酬の末、両者ダブルノックダウン。何とか引き分け防衛しましたがダメージ大きく若手の肩を借りながら引き上げました。次戦に期待です。
続いて当日のダブルメインイベント1
IWGP世界ヘビー級選手権試合ランバージャックデスマッチ
王者モクスリーが挑戦者EVILを相手に4度目の防衛戦
試合前から挑戦者EVILはメンバーと共にリングサイドで観戦していた木谷オーナーへ黒スプレーを吹き付ける暴挙へ。真っ黒となったオーナーは早々に退場。
続いて観客席から割って入って来たモクスリー。H.O.Tのメンバーを次々と粉砕。
セコンドと共に大荒れとなったタイトルマッチでした
ラフファイトの暴挙に怒りも頂点へ達したモクスリー。リング下から有刺鉄線バットを持ち出しH.O.Tのメンバーを撃退。
両軍入り乱れての大乱戦を制したモクスリー。次期挑戦者に内藤選手が名乗りを上げて次戦決定。
やはり元WWEアンブローズ。ラフ&パワーファイトはモクスリーが一枚上手でした。
ダブルメインイベントⅡ(第9試合)はBEST OF THE SUPER Jr.31決勝戦。
エル・デスペラードと石森太二がJr.ナンバー1を目指して激突。
白きコスチュームで登場した石森選手に対し
赤を基調としたマスクで登場したデスペ選手。
試合は一進一退の攻防で大阪城ホールの観客を大爆発させた決勝戦でした。闘いの結末はデスペが垂直落下式リバースタイガードライバーから渾身のピンチェ・ロコで石森を撃破。
念願の初優勝を飾りました。
キャノン砲が初優勝のデスペを祝福。大阪城ホールのメインを締め括りました。
優勝旗とトロフィーを抱えて花道を引き上げるデスペ選手。石森との激闘で赤のペイントは剥がれてしまいましたがマスクの隙間から伺える表情はとても満足そうでした。
感想はここ数年で一番盛り上がり見応えあった大阪城大会。残念ながら今年初めにオカダ選手など主力選手が離脱しましたがそれでも選手層の分厚い新日本プロレス。若手も含めてまだまだ世界に向けて発展出来ると思いました。
と当日の観戦レポでした。
お付き合いありがとうございました。