人間06〜偉くなるという事② | 96→69

96→69

労働問題
2024年問題
現場で働いていて感じる事

からの続き


上司や先輩に対して

「馬鹿じゃねぇの?」

って思ったとしても

従わなければなりませんよね

それがサラリーマン

「このボンクラが

偉いの、どうして?」って

思ったりしますよね


でも 偉くなる以前から

ボンクラだったら

偉くなれないはずなんです

経営者のご子息とか

だったら あり得ますけど

ある程度 お利口だから

偉くなれたはずなのです


偉くなると 馬鹿になるのは

異論反論を

聞かなくなる

からです

異論・反論・オブジェクション

ってあったそうです

「逃げ恥」でも引用されていました

異論を唱える者を

冷遇したり

閑職に追いやったり

できるようになります

それを恐れたら 部下は

余計な事を言わなくなります

本当は 余計では

ないんですけどね


異論反論に出会ったら

それを検討する必要があります

いろんな角度から見た考え

から 深く考えて

結論を出します

相手が言う事を

鵜呑みにする事もできない


しかしながら シンプルに

トップ→ダウンで

物事を決められるなら

考える必要がなくなる

頭 使わなくなる

どんどん思考が退化していく

誰の目にも

「馬鹿じゃねぇの?」

って思う事が平気で

通ってしまうのです

何が正しいか ではなく

誰が正しいか

の方が大事に なってくる 


さらにタチが悪いのは

良い結果が出れば 

俺様の手柄

悪い結果が出れば

部下のせいにして

逃げちゃう

秘書がやりました とか

通訳がやりました とか

悪知恵だけ

進化するのです


もちろん全員が

そうなるわけじゃありません

そうなる or   ならない

を隔てるのは その人の

だと思います

そうなる側の人を

それ以上偉くしては

いけません