「…………あ、兄さん……オレ、だけど……」
『あんまりかけてくるなって言ったろ……!今 子供が寝ついたばかりなんだよ!』

「……ごめん……でも、母さんが……タイガは何処にいるの、タイガに会いたいって兄さんを呼んで……ご飯も食べてくれないし、暴れるし……せめて声だけでも聞かせてあげれば落ち着くんじゃないかって……」
『勘弁してくれよ……俺も仕事と子育てで疲れてるんだ、母さんの相手までする余裕はないんだ……嫁もピリピリしてるしさ……母さんのそれはいつもの発作だろ?お前が頑張ってくれよ……っと、ああ子供が起きた!切るぞ!』


「…………オレ、いつまで頑張ればいいの…………もう、疲れたよ……」

 

 サバイバル生活 2日目


ニア「空腹ですわー!!
リオン「んん……?」


リオン「うるさ……起こすなって言ったのに何だよ……朝からキーキーと……」
ニア「お腹がペコペコなんですの!寝てる場合ではありませんわ!」

リオン「寝る前に魚食ったのにまだ足りないと……」
ニア「私の胃袋はおっきいんですの!!あんなちっぽけな魚じゃ足りねーよ……ですわ」
リオン「大食いかよ……ウザ……」


リオン「まあオレも食料必要だし……魚釣りにでも……」
ニア「魚が釣れるまで待っていられませんわ!今すぐ何かを食べないと私、一歩も動けませんわ〜!!」

リオン「……食べられるなら何でもいいわけ?」
ニア「ええ!贅沢は言っていられませんもの!!」
リオン「贅沢は言わないけどメシを取ってこいってワガママは言うのか……はぁ…………めんどくさいけど、放置してたらずっとうるさそうだし……ちょっと待っててくださいねぇ……」


リオン「よし、ホタル……動くなよ……」


ホタル3匹ゲット!


リオン「はい、メシゲット。さっさと食べて静かにしてくれ……」
ニア「な、なんですのソレは!」

リオン「アンタ、ホタルも知らないわけ……?」
ニア「ホタルなのは見ればわかるわボケ!!ソ、ソレを食べるのですかという意味ですわ!!虫ですわよ!?」

リオン「虫って、実は魚や肉よりもタンパク質多いんだわ……栄養も豊富だし、コモレビでもイナゴの佃煮ってあるし……」
ニア「そうなのかー、栄養豊富なら元気になりそうだし食ってみっか……ですわ」


甲虫を焼かせようとするも、リオンが邪魔で出来ませんと言われます。
前回のラストでもリオンが寝てるから魚焼けません!って言われたし、無理やりニアを座らせて魚を焼かせたら焼き終わる直前にリセットかかって魚が消滅したんですよ……。
だからニアは、本当は何も食べてないんです……。

焚き火にベンチをくっつけない方が良いのかなぁ。
ちょっとチートコマンドで建築モードに入って、ベンチを焚き火から離します。


ベンチを離したら滞りなく虫を焼けた。
くっつけられるの罠すぎるだろ。


ニア「パクッ、モグモグ、ゴックン。これは初めての食感!!なかなかクセになりそうですわ!!」
リオン(食ってる時までうるさい……)


リオン「……ところで、昨日から気になってたんだけど このクソ雑に置かれてる花々は何?」
ニア「拠点に植えたら綺麗じゃないかと思って収穫しましたの!でも何のお花かわからないから、正しい植え方がわかりませんの」

未鑑定の花はまず鑑定しないと植えることが出来ないようです。
プレイヤーはこれがカモミールとわかっていますが、シム自身がわかってないとアカンのや。


リオン「へぇ……どれどれ……」
ニア「食べたぁ!?ですわ」


リオン「カモミールですねぇ……毒性はないし、ハーブ薬の材料にもなるし、植えておくのも悪かない……まぁ、面倒なんでガーデニングはアンタに全部丸投げすっけど……」
ニア「サバイバルで面倒だなんて言ってたら生き残れねーぞ……ですわ。わかりました、お花は私が責任もってしっかり管理しますわー!!」


その後、ニアは手持ちの植物を全て鑑定して全て植えました。
体力真っ赤になったので一休みさせて、リオンは魚釣りなう。
今日はあまり岩がないなぁ、ニアが起きたら森に行って探しに行こうかな。


と思ったけど、リオンの衛生もヤバイし体力も黄色になるしだからダメですね。
リオンは体力が黄色になったら寝ないといけないんだ、体力が少ないから……体力0でも行動できる天才ガガンボより弱いな。


拠点に帰るよう指示したんですが、何故かノートを取り出して何かを書き始めた。
初めて見るモーションだな……もしかして練習あるのみの専用モーションかな?
しかし横から見ると女顔だねリオンくん。


拠点到着。
衛生の方がヤバイけど、体力黄色になったらどうせ寝かせないとだから先に一休み。


ニアが丁度起きたから、先にお風呂入ろうか!
お風呂は1回につき100シムオリオンかかるので……482シムオリオン382シムオリオンに減らします。


ニア「バシャバシャ!ゴシゴシ!オリオンパワーさえあれば、大自然の中でも綺麗なお水で入浴を楽しめるのサイッコー!!きーもーちーいーいー!!」


お風呂のあとは魚釣り
お腹減ってるからね……まずは欲求を整えないと、クラフター願望どころではないからね……。

ニア「これ以上あの無愛想に貸しを作りたくないし、私も食料調達に釣りをしますわ!!ひゅっ!ぶぅーん!」

ちなみにリオンも起きたのでお風呂に入れました、また100シムオリオン減りました。
482シムオリオンが一気に半分吹き飛んだぜ!


で、風呂が終わったので森に来ました。
岩を探そう、岩!!


岩を掘ったらピュニアムという金属が出ました!
クリスタルも金属も持ってるし、やっとリオンくんもジュエリー作りが出来るぞ!!


岩を掘って帰ってきたリオニアコンビ。
お互いに欲求が酷いもんです、リオンに関してはトイレ行けばまだ少し猶予があるけど。

でも魚も虫も今は持ってないから、ニアが食べる物がありません!
さあ大変!
こうなったら手持ちにあるバジルとカモミールでやり過ごすしかありませんねぇ……。


とりまリオンはジュエリー作ろうかな。
ルビーの効果は……サバイバルでは役に立たないけど、まあ……。

ニア「あら、今日はちゃんとジュエリー作りをするのですわね!昨日は宝石作りにまったくやる気ありませんでしたのに!」
リオン「……まあ、クラフターになるんならボチボチやんないといけないし……」


ニア「しかし、クラフターになりたいわりには貴方から宝石学に対する熱意をいまいち感じませんわね……貴方、どうしてクラフターになりたいと思いましたの?」
リオン「……アンタに言う必要あんの?昨日も言ったけど……オレ、馴れ合う気ないから……そういうパーソナルな部分に深入りしてくんなよ……」

ニア「はーー!!こっちが歩み寄ってあげてんのにコイツぁーまったくよおー!!コミュニケーションがなかなか成立しませんわね……」
リオン「心の声漏れてる漏れてる」


ニア「あなた、おいくつかしら?」
リオン「いっさ……17だけど」

ニア「私は18ですわ!私はお姉さんですし、貴方の斜に構えた態度は大目に見てさしあげますわ!!」
リオン「ウザいウザい」


ニア「お姉さんの私の方からまた歩み寄ってさしあげますわ!私がクラフターになりたいのは、亡きお祖父様のお店を潰させない為ですわ!お祖父様はクリスタルクラフターとして作ったジュエリーでお客様の方々に幸せをもたらしていたのに心無いシムにころ」
リオン「いや急に自分語りすんなそういうのマジいらないあと集中したいから横でうるさくすんな黙れあっちいけつーか寝ろ」
ニア「凄まじい早口ですわ!!


ニア「もういいですわ、貴方と仲良くしてあげようと思った私がバカタレだったのです!!もう話しかけてやんねーよ、やーいやーい寂しくなっても知らねーからな!……ですわ」
リオン(口から先に生まれたみたいにうるせえわ、マジで……)


ジュエリー作りの途中ですが、体力が黄色になったので行動不能です。
寝ろ、リオン!



 サバイバル生活 3日目



腹ぺこで死にそうですわー!!
でも、まだ体力回復したいし……カモミールを食べて耐えてくれー!!


リオンは元気になったのでジュエリー作り再開です。


そして完成しました!
リオンは赤髪だし、ルビーをあしらったブレスレットは似合いそうですね。
効果とか気にせず、普通に身に着けさせようかな。


てなわけで着用しました。
意外とルビーが目立ってて綺麗だな。


気まぐれに出てるマインドフルな散歩をさせて……ん?
なんかめっちゃカメラガクガクする……バグったのか?


バグではない!!
火山噴火による振動溶岩石だ!!
えーと、大自然を感じる為にもこの区画には活発な火山活動の特質をつけておりまして……このように溶岩石が落下してくることがあります。
グラニット・フォールズの火山って何処だよ。


ニアの周りも穏やかではない状況である。
なんでこの状況下で起きないんだよ。


さらに天気は雷雨である。
しかしグラニット・フォールズには屋内などない、ないのだ。
デフォルトだったら森に小屋がありますが、そんなものはもう存在しないのだ。


雨で焚き火がかき消されてしまう!!
薪をくべろ、薪を!!


ニア「ふう、よく寝た!!でもなんかあっちいや、なんだこれ……ですわ」


ニア「あらあらまあまあ!なんだかスッゴイ事になってますわね!」
リオン「呑気なもんですねぇ……てか、よく今まで寝てられたな……」


ニア「この大きい炎の卵みたいな物体は何なんですの?私、気になりますわ!」
リオン「触んないほうが良いって……」


ニア「えいっ!


ニア「うぉおおおお!!あっちいいいいぃ!!手が大炎上ですわー!!」

興味本位で触らせてみたら手が燃えました。
そりゃそうじゃ。


でも、技を使ってるみたいで美しくないか?


ちなみに虫を焼かせていたのですが、やはり大雨のせいで炎が消えてキャンセルされてしまいます。
しかもキャンセルされたら虫の数が減るオマケつきです。
あーあ!!

こういう時にはバジルカモミールで飢えを凌ぐしかありませんな。


ニア「うう、火が消えちまいますわ……葉っぱだけではお腹は膨れない……ひもじいですわぁ……」
リオン「しゃーない……」


しかしニアちゃんの不幸は続く。
ピンポイントで雷に打たれてしまったぜ!!
リオンもすぐ近くにいるのにニアの方に落ちるの草しか生えねえよ。

うーん、落雷回避用にツリーハウス解禁を急ぎたいところですねえ……。


近かった!
ホントにな!!
運が良い奴だぜ……。


雷に打たれたニアを無慈悲にからかう。
お前は鬼か。


リオン「……アンタ、大丈夫?」
ニア「ビリビリしましたが問題ありませんわ!!私、雷に打たれるなんて……生まれて初めてですわー!!なんだかとってもレアな体験をした気がしてラッキーですわ!」
リオン「ポジティブすぎるわ……」

サバイバルでは天気すらも敵となる!
クリスタルクラフターへの厳しい道のりはまだまだ続く……。