⚠WARNING⚠
ストーリー上、血の表現が含まれます。


踏み躙られる側にはなりたくない――そう思った。


「ちょっと体の仕組みが違うだけで、シムもヴァンパイアも同じような心があるんだから分かりあえるし仲良く出来るわよ」

シムとヴァンパイアは いつかきっとわかりあえる。

お互いの事をもっと知れば仲良くなれる、共存できる。

酷いことをされたからといって、優しさを……思いやりを失ってはいけない。
それらを失ったら、誰も仲良くしてくれなくなる。

耳障りの良い言葉だ。
お手本のような綺麗事だ。
優しい心を持っているから出てくる言葉だ。


だが、優しいだけでは生きていけない。
優しさは悪意に絶対勝てない。

優しいだけでは悪意に潰される。
優しいだけでは何も守れはしない。
自分のことも、大事な人の心も。

ならば優しさではなく力を得るべきだ。
力があれば誰にも踏みにじられない。
自分の身だって守れる。

そう望んだ時、僕の力は覚醒して“ヴァンパイアの力を奪う能力”に目覚めた。


この力を活用しようと、まずは育ての親を殺した兄に近づいた。

兄はバカだった。
僕が下手に出たフリをしたらあっさり騙されてくれた。
力があっても知恵がなければ、甘さがあったら、足元を すくわれて潰されるのだと知った。


優しいだけでは生きられない、力だけでは足元を掬われる。
この無情な世界で自分の身を守るには、生きていくには、どうすれば良いのか……考えて、ようやく答えを見つけた。

クソの役にも立ちやしない優しさは捨てる。
力だけでなく知恵と、権力も身につける。
自分が万物の頂点となれば、誰にも踏み躙られることはない。

今までに散っていった奴らは弱者だ。
それらを反面教師にするのだ。
僕はあいつらのようにはなりたくない。
僕はあいつらとは違う。

何よりも大きな悪意となり、誰よりも優れた知恵と慎重さ、忍耐強さを持ち、誰よりも強い力を持つんだ。

そうすれば……決して失墜することはない。

 

 ブライトチェスターラウンジ前


ヤテン「私が……ノクス、貴様を止めてみせる!この戦いを終わらせてやる!」
ノクス「ほう……」


セイメイ「ヤテン、ダメだ!お前は逃げるんだ!!」
キバ「ヤテン!!」
ヤテン「キバ、父さん」


ヤテン「頼む……手を出さないでくれ。何があっても、私を信じて……手を出さないでくれ」
キバ「……手を出すなって……」
セイメイ「しかし……」

ヤテン「……お願いだ。私を信じてくれ」
キバ「…………」


キバ「セイメイ、よせ」
セイメイ「キバ……!?」


キバ「アイツにはきっと考えがある……無策で来た訳じゃない筈だ。ヤテンの目を見れば……本気さがわかる」
セイメイ「…………」


ノクス「本気、ねぇ……新月の子の力も失い、他のハンター達と違って貧弱で戦う力もないシムに何が出来るって言うんです?」
ヤテン「ああ……確かに私には戦う力が無い……だが……」


ヤテン「言葉の力ならばある」
ノクス「……は?」


ヤテン「……私はお前と共に過ごした日々、お前が口にした言葉、全てが嘘偽りだとは思えないのだ。私は……お前の事をもっと理解したい。だからこそ言葉を交わしたい。お互いに歩み寄る為に……共存の為に。支配などではなく、共に手を取り合い生きていく未来はある筈だ」

ノクス「………………貴方、正気ですか?前々から綺麗事や理想論ばかり言う奴だとは思ってましたが……説得してこの戦いが終わるとでも?ここまで来れば真性、ですね」

ヤテン「私はお前の中に良心が残っていると信じている。お前が育ての親のことを語る時は……慈しむような、悲しいような……そんな顔をしていた。彼女達の信念はお前に伝わっている、まだ心に残っている筈だ」


セイメイ「…………どういうつもりなんだ……?」
キバ(……ノクスにはお前の言葉なんてきっと届きはしない……むしろ奴を苛立たせるだけだ!)


キバ(だがヤテンは信じてくれと言ったんだ……俺は……信じるぜ、ヤテン……!)

 

 大学共同寮


オムニ「オレが死ぬだけで、ドライブさんの復讐が果たせるなら、い、い、いいですよ!!オレ、ドライブさんに助けられてなかったら、ワイパーに殺されて、死んでただろうしっ!!オレ、こんな形でドライブさんの役に立てるならっ、ほ、ほほほんもうですううぅ!!」
ドライブ「そう……だな……」
オムニ(ゴ、ゴクリ……!)


オムニ(大丈夫、いいんだ、オレは……!どうせノクスが全部壊して終わりなら……ドライブさんにはせめて、本懐を遂げてほしい……!)


クイーン「……どうした、何故なにもしない。再度言うが、これが最後のチャンスだぞ。どうせノクスは誰にも止められない……抗ったところでお前らはいずれ駆逐される……」


クイーン(……私も含めてな。頂点に君臨するのは自分だけでいい……あれはそういう男だ。用済みとなれば私はきっと始末される。どうせ消えるならば、私によく似たこの男の心に新たなる深い傷を残してやる……そう思ったのに、何故コイツは動かない)

クイーン「まさか、復讐を諦めるのか?今やらねば お前は二度と私と対峙できない。愛する者の仇を討つことが出来ない。お前はその為にずっと生きてきたんだろう」
ドライブ「ああ、そうだ……私は貴様をこの手で殺してやる日をずっと夢見ていた……だが……」


ドライブ「その為に、私を救ってくれた友の命をこの手で奪うことは出来ない……」


ドライブ「味方なんて誰もいない……どん底にいる私の為に身を投げ売って、ついてきてくれた友だ」


ドライブ「私はかつて愛する者を守ることが出来なかった。だから、今度こそ……大切な人を必ず守ると、そう決めたんだ……」
オムニ「ド、ドライブざあぁん。オレのごど、ぞごまで だいぜつに思ってくれてだなんてえええぇ」


クイーン「……かつての愛する者よりもコイツの方が大事だと?」
ドライブ「どちらも私にとって大事な存在だ。優劣はない」

クイーン「……仇を取れなかったこと、後悔するぞ」
ドライブ「そうだな。だが……この手でオムニを殺したこと、そのほうがきっと後悔する」


ドライブ「さあ、オムニを離せ。その状態では貴様も身動きがとれまい……それとも、ここでいつまでも睨み合っているつもりか?」
クイーン「……………」


クイーン「離れろ、邪魔だ!」
オムニ「あばば!自分からオレをくっつけたくせ……」


オムニ「にいいぃ!?
ドライブ「これは……結界……」

クイーン『……何が大事な存在だ……何が友だ……私と同じ目をしている癖に、この違いは何だと言うのか……そんなにソイツが大事なら、一緒に死ね!!』
ドライブ(激昂している状態で全ての力を放出している……!さらに結界で逃げ場を無くして……)


オムニ「ぎゃーー!!もうダメだ、おしまいだああぁ!!」
ドライブ「オムニ、バリアを張るから私の側から離れるな!!」


ドライブ(奴が力を使い切れば、攻撃は止まる筈だ……それまで耐えれば……!!)

 


ヤテン「私はお前の中に良心が残っていると信じている。お前が育ての親のことを語る時は……慈しむような、悲しいような……そんな顔をしていた。彼女達の信念はお前に伝わっている、まだ心に残っている筈だ」
ノクス「……それが言葉の力とやらですか?そんなもので私が止まるとでも?心に残っているねぇ……確かに彼女達の信念は残ってますよ。反面教師としてね。こんな風に綺麗事ばかり繰り返して無惨に殺されるような奴にはなりたくない、そう思いましたよ」


ヤテン「けど、お前とて かつて彼女達の言葉に救われたのだろう?そんな彼女達の優しさがあったからこそ、お前は拾われ……今も生きている。優しさは決して無力ではない。それで救える者も、救われる者もいる……1人の優しさでは悪意や暴力に勝てぬと言うならば、同じ志を持つ者同士で」

ノクス「……もう、クソの役にも立ちやしない綺麗事にはウンザリなんだよ!!何が優しさを失うなだよ、わかりあえるだよ!!そんな綺麗事じゃ生きられない世界だから僕はこうなったんだろ!!夢も、優しさも、理想も、この世界じゃ捨てざるを得なかった……捨てないと生きていけなかったからだ!!」
ヤテン「ノクス……」


ヤテン「……お前の言うことは否定しない。確かにこの世界は無情だ。綺麗事は所詮 綺麗事……でも、だからこそ現実にしたい。誰もが綺麗事を語らなくなってしまったら、諦めてしまったら……本当に実現しなくなってしまう」


ヤテン「ノクス、もう一度だけ夢を見てみないか。もう一度だけ、かつて お前が夢見た理想の為に動かないか。今ならまだ……間に合う。それに……今のお前ならば、1人ではない」
ノクス「……………………1人じゃない」


ヤテン「そうだ。私が、私達がいる。例え偽りであっても、私はお前と過ごした日々が楽しかった……だから……今度こそ、本当の友人になってほしい」
ノクス「……友人……」


ノクス「……ねえ、ヤテンさん。僕も……楽しくなかったわけじゃないんですよ、貴方達と過ごした日々」


ノクス「本当に楽しかったんです、心の底から愉快だった……!」
ヤテン「……!」


ヤテン「うっ!」

セイメイ「ヤテン!!
キバ「駄目だ、セイメイ!!アイツは何があっても手を出すなって言った……だから……駄目だ……!!」
セイメイ「うぐ、ぐ……!!」


ノクス「こんなに私を信用して、まったく疑わなくて……愉快だった。私が本性を出したらどんな顔をするのか、考えるだけで楽しかった」
ヤテン「ぐっ……」


ノクス「そんな言葉で私の心を動かせると思っていたんですね。現実を見ていない お花畑……お優しい貴方には、優しさは悪意に勝てないと教えてあげますよ。授業料は……貴方の命で」
ヤテン「っ……ノクス……!」


キバ「ヤテン……!」
セイメイ「…………もう黙っていられるか!!このままではヤテンが」


ノクス「…………っ!?なん、だ……これ……!!」
キバ「あ……?」


キバ「ノクスから……力の波動が、消えていく……?」


ノクス「うぐっ……!くる、し……うぐ、ううぅぅ……!!おまえ、何をしたあああぁぁ!!」


キバ(ノクスが……シムになった……!?)


ヤテン「……私は……何もしていない……お前は差し伸べられた手を払い除けて、自滅……しただけだ」
ノクス「な、に……?」
ヤテン「私が無策でここに来たと思っていたのか?私は ここに来るまでに……既に、仕込みを入れていた……自分の体に……」


ハンターの中でも一番ヴァンパイアの肉体に対する知識があり、究極のヴァンパイア薬をも作ったハンドルさん……。
私は、彼の元を訪ねた。

私なりに考えたのだ……戦う力が無くとも、お前を止める方法を。
私の戦い方を。

究極のヴァンパイア治療薬の効果は本物だ。
お前に飲ませることさえ出来れば、お前の体内に注入することが出来れば……いくら史上最強のヴァンパイアと言えど ひとたまりもない。

だが問題はどうやってお前の体内に治療薬を入れるか……だ。
弾丸すらも弾き返すバリア。
近づいて、隙をついても阻まれる。

だから逆に考えた。
飲ませるのではなく、飲んでもらえば良いのだと。
生物学を専攻していて良かったと、心から思ったよ。

ハンドルさんと共に治療薬の成分を私の細胞に組み込ませた。
元々 私のヴァンパイア・パワーから作られた薬だ……相性が良く、すぐに一体化して馴染んだ。

ヤテン「……今の私は血液そのものがヴァンパイア治療薬だ。飲まずとも、私の血液が体に付着すれば体に染み込み効果が発揮される。あそこまで密着していれば、例えお前が吸血以外の方法で私を殺そうとしても……返り血が付着していただろうな」


ノクス「……自分の体を、使ったわけか……とんだ、食わせ物だ……耳障りの良い言葉をつらつら並べて、油断させて、やってることは詐欺師と同じだな……」
ヤテン「……先程までの言葉に偽りはなかった。出来ることならば、お前とは和解したかった。だが……お前は差し伸べられた手をはね除けたのだ。お前はもう二度とヴァンパイアになれない……優しさも悪意も関係ない……お前自身が招いた結果だ」
ノクス「…………っ……」


ノクス「……こんな、筈じゃなかった。こうやって、足元を掬われて、全てを奪われたくないから……だから甘さも捨てて、知恵もつけて、慎重に、慎重にコマを進めてきたのに……余裕ぶってお前を殺さなかったのが間違いだったっていうのか?勝利を確信して舐めていたのが間違いだったっていうのか?」


最後の最後にこんな、何もかも崩れ落ちて……これじゃ……僕が心の底から、こうはなりたくないと思っていたアイツらと、大差ないじゃないか……!


うわああああああああぁぁぁ!!

 


クイーン「うっ……はぁ……はぁっ」


クイーン(力を全て使い果たした……アレには私の全力を耐え切るほどの力など無い筈、なのに……何故……)


オムニ「うぅ……なんかおさまった感じ?オレ、生きてるうぅ……もしかしなくても、ドライブさんが守ってくれたんですねっ!?」
ドライブ「…………ケガは……なかったか……」
オムニ「はい!お陰様で!!」


オムニ「…………ドライブさん?だ、大丈夫っすか?」
ドライブ「……ぅ……」


オムニ「うひょあー!?ド、ドライブさあああぁん!!」


クイーン「……馬鹿め、そんなクズの為に限界を越えたか」


クイーン「いくら、力を使い切ったと言えども、そこのザコを殺す事くらいは容易い……今、そいつも一緒に……」
ブレーキ「そこまでだ」


クイーン「ーーっ!!
ブレーキ「今の貴様にはダメージを再生する力はない……終わりだ」


オムニ「ひいぃ、ググググロテスク……!」


クイーン「ぐふっ……ゴボ……」


クイーン『……私と同じ、目をしていた……だから……同じと、思っていた……憎しみに囚われ、孤独だと…………なのに、この差は、なんだ』
ドライブ『…………同じだったさ……孤独で、復讐の為に、人を利用することしか、考えてなかった…………違いがあると、したら……差し伸べられてきた手を、掴んだか、掴まなかったの、差だ……』



ドライブ『お前を愛して、利用されてるとわかっていても、付き従ってきたものもいた…………それはきっと、お前の味方となる存在だった……だが、お前はそんな存在を、自分で払い除けたんだ……』
クイーン『………………』


クイーン「そう……か……」


ブレーキ「……対象は沈黙しました」
オムニ「えっ、クイーン……マジで死んだんですか?」
ブレーキ「奴はパワーが枯渇している状態だった。ダメージを再生するほどの力も、魂を維持するほどの力も残っていなかった」


オムニ「よ、良かったああぁ!!ドライブさん、クイーン倒されたそうですよ!!やりましたね!!これで一旦安心……ですかね!?」
ドライブ「……そう、だな。しかし、ブレーキ……何故、ここに……?」

ブレーキ「ボスからの通信が切れましたから。もしかして……何かあったのではないかと思い……」
ドライブ「そう……か……礼を言う。お前のお陰で……最期までオムニを、守ることが出来た」


オムニ「ふぇ……?さ、最期?ドライブさん、もしかして……クイーンの攻撃からオレを守って……身体、限界迎えてるんじゃ……」
ドライブ「…………」


オムニ「ダ……ダメですよドライブさん!!し、し、死んじゃダメっすよ!!あばばばば、何とかしないと、でも何をすれば……えーとえーと……」
ブレーキ「ボス、貴方もキバのようにシムの体に避難して回復する事が出来るのではありませんか?私の体を使って……」
ドライブ「……無理だ。己の限界を越えて、力を使い……ダメージは肉体だけでなく……魂にまで、及んでいる。こうなったら、終わりだ……助かりはしない……」

オムニ「えっ……」


オムニ「……オ、オレの、せいだ……オレなんかを、守ったから……オレなんかの為に……ドライブさん、が……」
ドライブ「……気にするな……悔いはない…………お前を守ることが出来たのだから……」

オムニ「ダメでずよおぉぉ!!悔いに思っでくだざいいぃ!!オレのこと、置いでかないでくだざいよっ!!1人にしないで、くだざいよおおぉ!!」
ドライブ「…………すま、ん…………」
オムニ「ダメでず、死なないでぐだぜえぇぇ!!」


……また、かよ……。

オレの大事な人、尊敬する人……またいなくなっちまうのかよ……。
アイヴォリだけじゃなくて、ドライブさんまで……。

オレが……オレが弱いから、皆いなくなっちまうんだ……。
オレに力があれば……。


力が欲しいよ、アイヴォリ……。
もう誰も失わない、守れるような、そんな力が……!!

ブレーキ「……っ!?オムニ、くん……?」

 


ヤテン「…………終わったのか、全部」


ノクスが力を失い捕縛された事を知り、他のヴァンパイア達は動揺を隠せなかった。
彼らの士気は下がり、ある者は撤退し、またある者は降伏し、戦いを続けた者も撃破されて……彼らのブライトチェスター襲撃は失敗に終わった。

キバ「……ヤテン」
ヤテン「キバ、父さん……2人共 体は大丈夫なのか。ケガなどは……」


キバ「俺様はキバ様だぜ。いつも清潔、いつも元気、いつも美麗。そんなイケメンだ」
セイメイ「長い、清潔さなどは関係ない。それよりヤテン……お前自身はどうなんだ」


セイメイ「私はあまり……そういう生物学的なアレに詳しくないから分からないが……お前の体は改造?遺伝子組み換え?されたようなものなんだろう?それは……大丈夫、なのか?」
ヤテン「…………今のところ、私の体に問題はない」
キバ「……“今のところ”?」

ヤテン「安全性も身体への影響も何も考えずに行ったからな……どう転ぶかはわからない。何事もないかもしれないし……もしくは……体に深刻な異常をきたすかもしれぬ」
キバ「……死ぬ可能性もあるってことか?」
ヤテン「そうだな」


セイメイ「……っ、なん、で……なんで、お前が、そんな……なんで……!!」
ヤテン「泣かないでくれ、父さん。死ぬと決まったわけでもない」

セイメイ「決まったわけじゃないと言っても……!!いつ、何が起きるかわからない……まるで爆弾を抱えてるようなもんじゃないか……!!なんで、お前が、こんな事にならないといけないんだ!!」
ヤテン「……父さん、私は後悔していない。それにこうしなければ……ここにいる全員の未来が閉ざされていたのだから。そもそもノクスに体を引き裂かれて殺される覚悟すらしていたのだ。この通り生きているだけでも幸運を感じている」
セイメイ「……………」


ヤテン「この命がいつ何処で尽きるかはわからないが……私は生き切ろうと思う。生きた年月より、どう生きたかを私は大事にしたい」
キバ「…………カッコつけやがってよ、バカが…………」


そこまで言うなら、決意したのなら……お前がどう生きたのか、生き抜いたのか……俺様が最後まで見届けてやるよ。
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