期待の新人ランクのセレブになったデュオ
初のCM撮影をこなし、モブ役者に昇進したアインス
俺達の成り上がりはこれからだ!!


水曜日 午後


撮影が終わり帰宅したアインスからスタート。
とりあえずデュオくんが腹減ってたり社交が黄色だったり、体力がなかったりでズタボロなのでアインスにご飯作ってもらいます。
なんで留守番してたほうがクタクタのボロボロなんだよ。


デュオ「あ、アインスさん おかえり……撮影どうだった?」
アインス「監督から沢山褒められたぞい!大成功じゃ!早速 次のオーディションも受けることにしたのじゃ」
デュオ「わあ、おめでとう」


デュオ「ご飯作ってくれたんだ、ありがと……でもガーデンサラダかぁ……太るからイヤなんだよね……僕、運動とかしないからすぐ太る……」
アインス「この星では野菜を食べると太るのか!どういう原理なんじゃろ!」


アインス「太るのが気になるならば運動じゃろ、運動!明日ワシと一緒に外で運動しようではないか!ワシ、引きこもってばかりで退屈じゃし!」
デュオ「外……ジムってこと?」


アインス「うむ!次のオーディションではフィットネススキルが求められるからのう、上げておきたいのじゃ」


デュオ「……まあ、いいかな。たまには気分転換しに行くのも。動画のネタにもなりそうだし」
アインス「決まりじゃな!この星のジムか……どんなものか楽しみじゃ」


ちなみに事務所からメールが来て、CM撮影でスタジオから目茶苦茶褒められたようです。
てか苦情に慣れてるとかこの事務所ヤバくない?
そんなにレベル低い役者しかいないのか?


あとデュオもストリーマーキャリアを辞めて、本格的にシムチューバーになりました。
何故やめたかと言うと、アップロードした動画でも収入があるとわかったから!!
ガンガン動画アップしていこうな、デュオ!!

 


木曜日 デル・ソル・バレー


アインス「おお、これがこの星のジムか!案外普通じゃな!」
デュオ「どんなのを想像してたのさ……でもここ、人気上昇中のホット・スポットだからセレブがよく来るんだよ。くれぐれも失礼のないようにね」
アインス「セレブ……一度見てみたいものじゃ、ドキドキ」


アインス「よし、ガンガン鍛えるぞい!」
デュオ(ここ、ストフラのメンバーがよく来てるからイヤだったんだよねぇ……でもドローンでの撮影OKのジムってここしかないし……)


デュオ(ええい、考えても仕方ない!気持ちを切り替えてフィットネス動画を撮るぞ!)

ドローンは所持品に加えられるから、出先でも撮影や配信が出来ますね!


だが現実は無情である。
人気上昇中のホットスポットなので、本物のセレブランクであるラパンが現れました。

男性ファン「おい、あれラパンじゃないか!?」
女性「ラパンさんいるの!?

アインス「何じゃ喧しいのう」
デュオ「ひえぇ……ラパン来てる……」


デュオ「……ふ、ふーんだ!ラパンなんか関係なし、僕は僕の動画を撮るもんねー!」
アインス「おお、光り輝いておる。これがセレブというものか」


せっかくのセレブですが、ぶっちゃけプレイヤーはラパンよりもラパンを完全スルーしたキバ様の方が気になってしまいました。
キバ、俺様の方が良い男って思ってそう。


とりあえず自己紹介を試みる図。


アインス「よくわからんが、お主 有名人なんじゃろ!?なんかキラキラしておる!」


アインス「サインとか貰えないじゃろうか!?」

自己紹介には失敗しましたが、めげずにサインをねだってみる図。


ラパン「……ごめんね、君ってあそこにいるデュオってシムの友達なんでしょ?君に罪はないけど彼に繋がってるとなると怖いし」
アインス「怖い?何故じゃ」
ラパン「アシャラとエンネアが言っていた、彼は僕と入れ替わりでストフラを捨てて逃げたって。お世話になったのにストフラの皆に暴言吐いて逃げたんだろ?僕、そういう恩知らずなシム嫌いなんだ。アシャラもデュオはあることないこと言って すぐシムを炎上させようとするから気をつけろと言っていた。君も気をつけた方が良いよ……」


デュオ(アシャラのやつううぅ!!ラパンが何も知らないからってデタラメばかり吹き込んで僕の評判を落とそうとしてやがる!!)
男性「うわっ……デュオって嫌な奴だったんだ……チャンネル登録解除しよ……」
デュオ(ファック!!



一方その頃、別室ではストフラメンバーであるエンネアもいた。

ファン「エンネアちゃん超可愛い〜」
ファン「早く次のメイク動画アップして〜」


エンネア「……ぷいっ」

ファン「エンネアちゃんの塩対応きた!ご褒美です!
ファン「生でワイルド座り見られた〜。エンネアちゃん、可愛いだけじゃなくて仕草がちょっと男っぽいのが良いギャップだよね」

エンネア(……ほんっとチョロい)


ちなみにエンネアはセレブ予備軍なので、オッサンもこの通り反応します。
そしてオッサンの前を歩いている女性はギャラリーからDLさせていただいている穴熊カイリさんです。
カイリさんもセレブ予備軍でいらっしゃいます。


生エンネアに卒倒するオッサン。
そして手前の女子2人はアシャラの噂話を。
なんだろ、アシャラとエンネア付き合ってるのかなとか話してるのか?


デュオくんも違う意味で倒れておる。
普段のプレイだったらセレブが集まるホットスポットはパパラッチがウザいから来ないんですが、セレブがストーリーに関わってると結構ドラマがありますね。
キル牧では全然会えないカイリさんも来てますし。


てかパパラッチ、カイリさんを撮りに来ていた。
だがタウニーの背中しか撮れてないだろソレ。


デュオだって一応セレブランク1なのに、誰にも見向きされない悲しき格差。
でもこのアドヴァイス・ダッタはデュオのマーク出してるし、ファンかもしれないぞ!?


その頃、カイリさんとエンネアはモデルの撮影みたいな図になっていた。
てかラパンが案外ファンが寄り付かないな。


ドローンの充電が切れたし、帰ろうと思ったらテレビ局から依頼が来ました!
前回、名声ポイントで企業パートナーを獲得したからですね。
早速撮影といこうではありませんか!


フィットネス動画もバッチリ撮影し、帰宅します。

 


デュオ「ただいまマイホーム!こんなクソボロアパートでも、帰ってきたらやっぱり安心感があるもんだね。さあ、早速撮影を始めよう!」
アインス「料理スキル1で大丈夫なのかえ?」
デュオ「平気平気、なんとかなるなる」


デュオ「そうだ、アインスさんも手伝ってよ!遅かれ早かれ一緒に暮らしてるのはバレるし、だったら今でも良いよね!それにアインスさんが有名になった後にルームシェアバレたら僕が有名人に擦り寄ってるとか思われそうだし……」
アインス「よくわからんがわかったぞい!」


グループクッキングの動画撮影!
でもドローンの位置的にデュオしか映ってなくない?


アインス「湯煎……?ようわからんが、とりあえずお湯をぶっこむんじゃな!?」


デュオ「大さじ、小さじ……?まっ、そういうのは気にしなくていいのさ!僕は感覚で料理をやっているから!」

料理スキル1(デュオ)と料理スキル2(アインス)というメシマズしかいないクッキング動画です。
こんなもの地上波で流して大丈夫?
まあバラエティーのVTRとして使うなら出演者がリアクションしやすそう。


なかなかなクッキング映像でしたが品質は素晴らしい!
これぞまさにミラクルです!


動画ステーションにさっきのフィットネスと料理の動画を送って編集して……


アインスは願望達成のためにストリートパフォーマンスをやりに外へ。
ちなみにギター弾いてるイケメンはお客様シムのVWXくんです。
今日はお客様によく会える!!


弾き語りを見ていたセイメイに挨拶して……


VWXくんの演奏をバックにミュージカルを演じるぜ!


セイメイ見てなくて草。


アインスとVWXくんの共同作業です!
なお知り合ってすらいない。


なんかセイメイが見てるんだか見てないんだかわかりませんが、無事に次の願望に辿り着けました!
名俳優願望、意外と簡単なのか……?


アインス「また成長した気がするぞい!この調子で世界の大俳優にワシはなる!!」


なおデュオはまだ願望のステージが1つも進んでいない……。
かたや停滞中の主人公、かたや絶好調の主人公。
悲しき差を見せつけられている。


まあ、何はともあれ無事にテレビ局からの依頼をこなせました。
とはいえ名声値がガッと増えるわけでもなく……動画を撮影して、編集して、でもかけた時間と労力に見合わない収入や視聴回数……いやぁシムチューバーって大変だ。
現実と同じですね。


デュオ「アインスさん、一緒にテレビドラマのシーズン初回放送見ない?番組を見てる僕達のリアクションを配信して、視聴者と一緒に見てるっていうライブ感も受けるからさ」
アインス「おお、見る見る!しかしデュオくんは次から次へと動画のネタを思いついて凄いのう」
デュオ「このくらいはシムチューバーとして当然だよ」


やっぱり名声を手っ取り早く上げるには配信だよなぁ!!
何してても勝手にガンガン上がっていくから楽です。
ただし収入は入らない。
この世界に投げ銭は無いようだ。


でもデュオだけ座っててアインスは立ってるの、なんか叩かれそう。
また椅子買わないとな……。


アインス「ワシはこの星のエンタメが好きじゃ!!初回放送おめでとう!!
デュオ「ちょっ、ゴミ散らかさないで!?片付けるの僕なんだから!!」
アインス「おお、すまんな」


その後、初回放送が終了。
でもまだ名声値稼ぎたいので、夕食をとりながら視聴者と1話の感想と考察を語り合うという設定で配信を続けてました。

 


金曜日


朝っぱらからGが出ました。
盆栽が置いてあるせいか撲滅コマンドが通らなかったので退かしました。

ネズミの穴はここは塞がないようにってわかりますが、Gはどこに出るかわからんので困りますね……てかネズミとGが出るアパート、このストーリーじゃなかったら絶対に住みたくないですね。
今のは!?がしょっちゅう挟まれて困るねん。


アインス「ええい、シグザムの害虫とはまた違うキモさ!突撃、撲滅、制覇!!


デュオ(おはようからおやすみまで、ネズ公&ゴキと寄り添う生活……早く引っ越したーい)


デュオ(でも、引っ越す為にはもっと動画で収入を得ないと!ガンガンアップロードしていかなきゃダメだ!)


ちなみにアインスはGに敗北したらしいです。
要DIY部屋のトラブルって器用さスキルが関わってるみたいだから、器用さコマンドが嫌いなデュオ不器用なアインスには地獄ですね。


だが嫌だ嫌だとばかり言ってられない!!
より良い動画を撮って稼ぐ為に奮発して、ステーションのオプションパーツを全て買い、アップグレードでライトコントローラーを取り付けています。

あとアインスも器用さの本を読ませています。
オプションパーツは高かったですが、まあこれも未来の為の投資よ。


まあ本人は相変わらずブチギレてるけど。


デュオ(アップグレードは苦痛だったけど、これで動画の質も上がる筈!ガンガン稼ぐぞ!!)
アインス(ラパンというセレブはああ言っていたが……ワシはデュオくんは良い子だと信じておるぞ。デュオくんは怒りっぽいから誤解されやすいだけなんじゃ)


アインス「頑張れ頑張れデュオくん!!ワシはデュオくんを推しておるからのう!!」
デュオ「真後ろで鬱陶しいなあああぁぁ?」
アインス「うーむ、ワシは気にしないがキレやすいのと口が悪いのは直したほうが良いぞ!青筋ばかり立てていては印象が悪い!」


デュオ「まあ一理あるな……ん?青筋?ひらめいた!美容製品レビュー、怒ってもシワや青筋を隠せる朗らかメイク可能!!これで決まりだ!!
アインス「何でもネタにするところ、逞しくてワシは好きじゃよ」


アインス「むう、でもデュオくんの青筋が強すぎてまだ隠しきれておらんぞ!もっと頑張るのじゃ!!」
デュオ「うるさいなあ、引っぱたくよ?」


美容製品レビューをするデュオの後ろでミュージカルを演じるアインス。
指示してるのはプレイヤーですが、あまりにもシュールすぎた。

でもこの2人、同じオタクだし自律でもしょっちゅう話しかけに行くし、めっちゃ仲良し。
ただアインスが誘惑的でもないのにデュオをクリックしたら1ページ目に抱きしめるだの外見を褒めるだの怪しい思考を見せています。
自律でそういうのやりだしたら いよいよですね。

はたしてロマンスに転ぶかブロマンスに転ぶか……。


とりま動画を撮り終えましたが、せっかくオプションパーツを揃えたのに品質は悪いでした。
アインスか?
アインスが後ろでうるさかったからか!?