最もドラマティックではない部分を炙り出した作品。
地味。笑笑
情報が少なすぎて、想像する力が必要。
どういうこと?
どれが春原さん?あんたかい!!笑笑
疲弊しているときは、鑑賞を避けるべき。寝ます。笑笑
人のつながり。新たなつながり。
あるレビューにあったが、再生まではたどり着いていなく、受け入れはじめを描いているのでは?とのこと。それは納得。
転居先不明の判を見つめつつ春原さんの吹くリコーダー
東直子
歌人の東直子による第一歌集『春原さんのリコーダー』の表題歌を杉田協士監督が映画化。
「かつてはあってけど、今はもうない。」
というような短歌が、東直子の作品には多いとのこと。
そして、
杉田協士監督もそういう作品が多い。
短歌は長い人生のほんの一瞬を切り取っている。映画もそれに似ていて、長い人生の数秒を切り取ってつなげていくもの。
「描かれていない人生を膨らますよりも炙り出す感覚。」とのこと。
長い人生、数秒も90分も大きく変わらない。
短歌一首が原作。本作をちょっと長めの短歌と思えば、妙に合点がいった。
杉田協士監督
「映画作るモチベーションは、自分に嘘つかないこと。ホントに観たい映画を。思い切れた。」とのこと。
-あらすじ-
美術館での仕事を辞めてカフェでのアルバイトを始めた沙知(荒木知佳)は常連客から勧められたアパートの部屋に引越しをする。そこでの新しい生活を始めた沙知だったが、心にはもう会うことの叶わないパートナーの姿が残っている。
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