社会保険労務士試験の学習で特徴的なのが、「横断学習」です![]()
今回は、なぜ横断学習が必要なのかを解説します![]()
そして、市販されている本の中で横断学習におすすめのものを紹介することにしましょう![]()
横断学習の必要性
そもそも横断学習というのは、科目の枠にとらわれない学習のことをいいます![]()
というとなかなか難しそうですが、社労士試験の場合は「異なる科目間で内容を比較しながら学習すること」という認識で十分でしょう![]()
行政書士試験や宅建士試験ではあまり聞くことのない「横断学習」ですが、なぜ社会保険労務士試験では必要とされているのでしょうか。
答えは単純です。
社労士試験では似たような制度を持つ科目が多いからなんですね![]()
学習を進めていると、
・なんか同じような制度があったような・・・
・他の法律と数字が違うような・・・
みたいなことが頻繁に起こります![]()
いわゆるデジャブみたいな感じでモヤモヤしてしまいます![]()
そこで横断学習を取り入れることで、科目間の似たような制度の類似点・相違点を整理することができて、モヤモヤを解消できるわけです![]()
いつ横断学習を取り入れるか
横断学習はモヤモヤを解消するのに役立つため、試験前に行うのが効果的です![]()
とはいえ、それでは遅いのではないかと感じる受験生もいるでしょう![]()
そこで私がおすすめする取り入れ時期は・・・
ズバリ、テキストを1周学習し終えた後です!
知識の整理が目的なので、まずは1周終わらせなければ整理も何もありません![]()
ですので、横断学習をする前にまず1周学習を終わらせましょう。
一通りの学習が済んだ後は、横断学習を取り入れることで2周目の学習効率がアップしますし、1周目の学習では気づかなかった新しい発見があるはずです![]()
おすすめの市販本
社労士の横断学習用の参考書は何種類かあります。
その中で、私が実際に使用したものを1冊紹介します![]()
おそらく、社労士の参考書が置いてあるような書店であれば置いてあるのではないかというくらい人気のある本でもあります![]()
この本は、前半に「横断学習」に最適な、全科目横断のまとめがあります。
科目間でどう違うのかが明確にわかるので、効率よく知識整理することができます![]()
そして後半には、科目ごとの重要事項がまとめられています![]()
膨大な知識量を求められる社労士試験ですが、やはり基本事項の理解が何より大切になりますので、この総まとめページに書かれていることはすべて覚えるくらいの勢いで学習しましょう![]()
そして、超直前期には「目的条文」の詰め込みが必要になりますが、それもこの本で対応可能です![]()
要するに、1周目終了時から試験日までヘビーローテーションすることになる本なのです![]()
実際、私はそうでした![]()
あとがき
紹介した本を使用する際に注意してほしいことがあります。
本文でも述べたように、必ずテキストで1周学習を終わらせてから使用するようにしてください![]()
読みやすいからといって横断総まとめの本をテキストがわりに読んでしまうと、理解のない学習になってしまいます。
社労士試験は理解力を問う試験ですので、ただ暗記しただけでは太刀打ちできません![]()
あくまでもサブの教材として使用するようにしてください![]()
