このブログを振り返ってみると、マンション管理士試験についての学習アドバイス的な記事を書いていませんでした
比較的マイナーな資格試験ではありますが、国家資格の1つであり難関資格と言っていい難易度の資格試験だと思いますので、独学で合格するためのヒントについて簡単に書いていくことにします
<筆者略歴>
令和4年度のマンション管理士試験に独学で合格。宅建士、管理業務主任者試験も独学合格。
いわゆる不動産資格三冠(トリプルクラウン)。
マンション管理士試験について
マンション管理士試験は例年、11月の最終日曜日に実施されます。
試験時間は2時間(5問免除者は1時間50分)で、マークシート方式、50問4肢択一形式の試験です
令和5年度の合格率は10.1%、合格点は36点となっていて、近年だと、合格率は10%前後、合格点は36〜40点で推移しています
マークシートの4択ということで、記述や論述がない分、とっつきやすい形式の試験です。
一方で、合格率の低さを考えると難関資格であることも事実です
独学で合格するために
まずは管理業務主任者試験に合格することからスタートさせましょう
マンション管理士試験に合格したいだけなのに管理業務主任者試験?と疑問に思う人もいるかもしれませんが、近年の傾向を考えるとほぼ必須の条件といえるものなのです
というのも、管理業務主任者試験に合格することで、マンション管理士試験の「5問免除」が受けられます。
この免除される5問(適正化法)が近年では非常に難しくなっているのです
ここで確実に5点がもらえるのは非常に大きいですし、なにより、マンション管理士試験前受験生の約4割がこの免除を使用していることから、ここでの5点取得は絶対条件のようになってきます
管理業務主任者試験とマンション管理士試験をダブルで受験するのが得策かどうかについては賛否両論あるところですが、個人的には1つづつ年を分けて取得するのがいいと思っています
学習する内容がある程度重複しているとはいえ、各科目の出題数や出題されるレベルの深さが違っているためです。
また、先に管理業務主任者試験に合格することで、先ほど書いた5問免除が使えるので、マンション管理士試験で有利になります。
どうしても1年間で2つ取りたいという場合でもなければ、1つづつ取得した方が堅実だと思っています。
ここでおすすめテキストの紹介です!
実際に私が使用していたテキストですし、実質的に市販テキストはこれ一択になっている状況ですので、独学でマンション管理士試験を目指すのであれば必須のテキストだったりします
書店に行くと管理業務主任者試験とのW合格を目指すテキストが多いですが、これはマンション管理士試験に特化したテキストになります。
やはりマンション管理士試験の方が問題の難易度が高めですし、微妙に管理業務主任者試験と出題範囲がずれている箇所もあります。
そういう意味では、マンション管理士試験に特化したテキストで学習した方が、実際には効率が良かったりします
あとがき
科目ごとの学習法については次回の記事で書こうと思います
本文を書き終わってから、マンション管理士の記事に需要はあるのかなぁ・・・と不安になっています