これから何回かに分けて、行政書士試験に合格するためのヒントという記事の内容を少しずつ深掘りしていこうと思います
いわば各論的な内容ですので、受験する場合の参考にしてもらえると嬉しいです
今回のテーマは「行政書士試験は市販教材で十分対応できる!」です。
もう「できる」と言い切ってしまっていますからね
そのあたりの理由を述べるとともに、おすすめする市販教材についても紹介していきます
市販教材で十分な理由
まず市販教材についてですが、これは書店で販売されている一般的な行政書士試験対策の教材などのことです
・テキスト
・問題集
・判例集
・六法
・要点整理集
主なものだとこんなものでしょうか
そして、市販教材で十分合格が狙える理由は3つあります
・質の良いテキストが多い
・種類が豊富
・独学合格者が多い
行政書士試験対策の市販テキストなどは大手予備校が作成しているものが多く、非常に質の高いものになっています。
というのも、これらの予備校というのは行政書士試験以外の法律系資格の講座も設けていることが多く、司法試験や司法書士試験のような非常に難しい試験対策で培ったノウハウを活かしてくれています
出版している大手予備校自体も複数あって、その中から選ぶことができるため、いい意味で競争されて洗練された教材が多い印象です
また、同じ予備校の中でも「判例集」「40字記述対策」のように特化した教材があったりもするので、市販教材の種類自体はかなり多くなっています
他の資格試験では「この対策は講座をとらないと無理!」みたいなものがあったりするのですが、行政書士試験ではそういう部分はなく、市販教材でなんとかなります
強いて言えば一般知識の部分が市販教材だと厳しいと感じるかもしれませんが、ここは講座を取ったとしても劇的に点数が上がる科目でもないので心配いりません
ここは一番強調したい部分ですが、私を含め、市販教材だけを用いて(独学で)合格した人がまわりにたくさんいます
私が昔参加していた勉強会のメンバーは100%独学でしたし
つまるところ、
「市販教材だけで合格できるか不安」
こういう気持ちが一番厄介なのです
安心してください、受かりますよ!
(とにかく明るい安村風に)
おすすめ教材
ここでは私が実際に使っていいなと思った教材を紹介します
出る順行政書士 合格基本書
これは私が受験する際にメインで使用していたテキストです
見開き1ページでテーマが完結しているのが特徴で、知識の整理にぴったりのレイアウトだと思っています
重要なことが書かれているのに途中で切れて、ページをめくって続きが書いてあるのって結構ストレスじゃないですか!?(私だけ?笑)
そういうストレスもありません
フルカラーではなく2色刷なので、そのあたりは好みの差が出るかもしれません
行政書士の最重要論点150
これは論点集ということで、要点整理本みたいなものになります
論点を150に絞ってまとめてあるので、先ほどのテキストと同じく知識の整理に役立ちます。
この本のいいところはコンパクトでいつでも持ち運べるにも関わらず、十分な情報量があることです
要点整理集というとどうしても情報量が少なくなりがちですが、昨今の行政書士試験の難易度を考えると、この本くらいの情報量は最低限頭の中に入れておかないと太刀打ちできません
最終目標はこの論点集全て覚えること!
くらいの気合いが必要なので、知識定着のバロメーターとして用意しておくのもありです