今回は社会保険労務士試験の科目の1つ、『労働者災害補償保険法』に関する個人的な感想をちょこっと書いていきたいと思います
(以後、社会保険労務士を社労士と、労働者災害補償保険法を労災法と略します)
今年の社労士試験の科目の中でも1番難しい科目だったとの声が多かったのが労災法でした。
実は私が受けた昨年度も労災法が結構な難易度で難しかったのです
なぜ労災法が難しいのかというと、テキストに載っていないような細かい部分からバンバン出題されているからなんですね
どの科目にも難問奇問はあるので、労災法のすべての問題に対応できるようになる必要があるとまでは言いませんが、ここまで毎年難問が続くと、根本的な対策が必要になってくるのではないかと思っています
その根本的対策というのがテキストの内容刷新です
予備校で使用しているテキストを見たことがないのでそこを除いて話しますが、市販テキストに限っていうと、労災法のテキスト内容と本試験問題では相当なレベル差があるように感じます
もちろん、労災法の基本的な事項を網羅させることは必要でしょう。
でも、最終目標が試験合格ということを踏まえると、それだけでは足りません
近年の本試験問題の内容を踏まえつつ、もう少し掘り下げて解説した方がいいのではないかと思うんですね
労災法は意外と学ぶことが多く、基本的な事項を網羅させるだけで結構なボリュームになったりします。
おそらく、これ以上ページを増やしたくない(ボリュームを多くしたくない)という意志が働いて細かい部分を省略したり簡潔に済ませたりしているのでしょう。
でも受験生目線からしたら、そこもっと解説してくれていれば・・・
となるはずです
テキスト内容と本試験問題がここまでレベル差が開いてしまった以上、テキストの内容面レイアウト面等で何かしらのアクションを起こしてほしいなと思う今日この頃です