最近はようやく涼しくなってきて、秋の訪れをようやく感じられるようになりました
そんな秋ですが、割と有名な国家試験が次々に実施されるシーズンでもあったりします。
私が受験した宅建士や行政書士の本試験も秋に行われます。
資格試験で気になることの1つが『試験時間』ではないでしょうか
「試験時間内に解き終わるのだろうか・・・」
「1問に使える時間はあまりないな・・・」
「どういうペース配分にしようか・・・」
こんな悩みに対しての私なりの答えを書いていくことにしましょう
基本的に余裕はない
受験者数も多くシンプルな形式で出題される宅建士試験を見てみることにしましょう
宅建士試験は2時間で50問を解かなければなりません。
120分を50で割ると2.4。
ということは、1問あたり2.4分(2分24秒)平均で解かないといけないことになります
問題文を読む時間、考えて解く時間、マークシートに記入する時間
1問でこれらをすべてこなして2.4分ですので、全然余裕がないですよね
4択の宅建士ではこのくらいで、5択の試験である社労士試験や行政書士試験では約3分で1問を解くペースで解く感じで時間が決められているようです。
時間に余裕を持たせるには
余裕のない時間内で解き終わるためのポイントはたった1つ
1選択肢を読む時間を数秒減らす
先ほど例に出した宅建士試験では4択問題が50問出題されるので、選択肢の総数は200あることになります
個数問題のように選択肢が純粋な文章になっていない場合もあるのでざっくりにはなりますが、各選択肢で仮に3秒読む時間を短縮できれば全体で600秒の短縮になります
つまり10分の短縮です
ちりもつもれば・・・の精神ですね
ではどうやって問題文や選択肢を読む時間を短縮するのか・・・
これは2つあります。
1 丁寧に問題文を読む
2 試験日までの学習量を増やす
1つ目はわかりやすいと思います。
丁寧に問題文を読むことで無駄な時間を減らそうというものです。
焦って問題文を読んでいると、読み飛ばしや勘違いをしたり、そもそも頭に中身が入ってこなかったりします。
そうすると問題文を繰り返し読むことになってしまって、無駄な時間がかかるのです
であれば最初から丁寧に問題文を読んだ方がいい、というわけです
2つ目は試験日までの話です。
うろ覚えの知識が多いと問題文を読んでいる段階で不安な気持ちになったりします。
「うわ、これやったけど自信ないな・・・」
「ここ苦手なんだよな・・・」
こういう感情が集中力を落としてしまって、結局丁寧に問題を読み込めなくなってしまいます。
逆に、しっかりと学習量をこなして臨むと、問題文の内容がすっと頭に入ってくるので、問題を読むスピードが格段に上がります
資格試験では必ずと言っていいほど出題される「難問・奇問」も、学習をした人であれば見分けがつきます
「これ全然わからん・・・」
そう思った問題は適当に飛ばしてしまえばいい!
と判断できるわけです
1つ1つは小さな時間かもしれませんが、これが結局は大きな差になってくるのです