今日は、資格試験の基本的な、でも忘れがちな仕組みの話をしていこうと思います
これから受験する人、過去に受験したことのある人ともにもう一度仕組みを確認しておきましょう
結果は2つだけ
資格試験の結果は2つしかありません。
「合格」と「不合格」です
逆にいうと、この2つ以外の情報は一切考慮されないことになります。
当たり前のようですが、このことを忘れている人がかなりいます
特に「点数」にやたらとこだわる人がいるんですね・・・
点数と合否
合否は点数で決められます。
試験の性質上、合否を決める意味で点数が使われるのは仕方のないことです
ただ、合否が決まってからは点数が一切考慮されません
合格ラインを超えていれば合格、下回っていれば不合格です。
これらの結果が出てしまえば、それ以上に点数について考える必要がないわけです。
満点あるいは高得点で合格したからすごいとか、合格点ギリギリだったから肩身が狭いとか、そういう感情を持っている合格者がいるのですが、そんなのは全然関係ありません
1番であろうが合格点ギリギリだろうが、合格は合格だからです
資格試験は順位を決めるものではありません。
合否だけが結果の全てだからです。
受験生が考えるべきこと
1番にならなくてもいいとか、高得点を取る必要がないというのは受験生が考えておくべき部分でもあります。
学習を始めたばかりで意気込んでいる時ほど、高得点を取って余裕で合格してやる、などと思うものです。
でも、実際は高得点で合格する必要性はどこにもありません。
結局のところ、なんとかして合格点を超すことだけを考えればいいのです
それくらい、資格試験というのはシンプルなものなのです
周りの人が模試で高得点を取ったりすると落ち込むことがあるかもしれません。
そんなときにこそ、この資格試験の仕組みを思い出すようにしてもらいたいです
あとがき
本文中で合格点ギリギリで合格した人が肩身の狭い思いをすると書きました。
でも私が思うに、合格点ギリギリで合格するのが効率よく学習をした証拠にもなるような気がします。
1問で合否が決まるギリギリの戦いなので運の要素もあるとは思いますが、それも実力のうちですし、合格は合格です
合格者は全員、自信を持って次のステップに進んで欲しいと思います