本日、会津まつりの日だったのですが、ものすごい土砂降り。でも藩公行列は決行したらしいですね。大丈夫だったのかな?
実は今年は会津まつりに参戦していないのです。代わりに、猪苗代町の保科正之公に関わる記念行事に来ました。なんつうマイナーな…
(お客さんはほぼ地元の人みたいだった)
何目当てかと言うと、会津松平家十四代ご当主の方の記念講演があるのです!大殿ではないですか〜これは拝聴せねば。
初めて来た会場は、亀ヶ城跡地にある公園でした!おお、ここは来てみたかったのだ。会津若松にあるのが鶴ヶ城で、猪苗代のが亀ヶ城なのね。戦国時代に会津若松城の出城として築かれ、戊辰戦争時に建物は焼失してしまったとのこと。
なんかそれっぽく小高い丘になっている。
古城跡って感じですね。
雨があがったのでぐるっと探索してみたかったのですが…
やはりな……
怖いからやめたよ!!
東北の城に来るとだいたい熊注意だからな〜
こういう時、一人旅はめっちゃ怖い😱
てきとうにブラブラしたあと、講演会場へ。
入り口にあった「保科正之公の大河ドラマを作る会」に署名しました
この、〇〇を大河ドラマに〜という活動はいくつか目にしますが、活動が実を結んで見事大河ドラマになったケースってあるのだろうか?
大殿さま…
すごい迫力
かつてはNHKにお勤めだったようなのですが、現在は退職されてあちこちで歴史講演をしておられるとのこと。
内容は保科正之公の生涯全般で、特に高遠との繋がりを話しておられました。まあ、それが今回の趣旨だからね…
司馬遼太郎さんの『王城の護衛者』について、
「あれはいい小説ですよー」
と仰っていたのがとっても嬉しかった。そうなのよ!いい小説なんですが、それを大殿の口から発せられると重みが違うのよ。
あれは松平容保公と孝明天皇の信頼関係が描かれていてグッとくるのですよねー。
保科正之公が語られるところでは、徳川秀忠の正室・お江の方が隠し子の存在に気づいて、養育先の見性院のもとに使者を遣わしてその子を渡せと言ってきた時に、
「この子は武田信玄の血を引いている子だ。お前などの出る幕ではない」
と見性院がピシャリと言うところがスカッとするシーンです。
おみやげもらった。
講演のあとは東山温泉の芸妓さんが踊りを披露してくれるアトラクションがありました。
いいなあ。お座敷遊びしてみたい…
そんな一日が終わり、会津の夜です。
会津若松駅前にある巨大赤べこ、アイツしゃべるらしいぞ!?
(男性がひとり、赤べこと戯れておりますな)
つづく。