久しぶりに映画を観てきました。
前から気になっていた『犬王』
新潟国際アニメーション映画祭ってのをやっていて、いろんなマニアックなアニメを上映してるんですが、その中の1作品として上映されてました。
もうね・・・すごくマニアックなんですよ。
いつも思うんだけど、新潟がやるこういうイベントって、やたら芸術系に偏ってると思うのよね。
ダンスとか音楽もそうなんだけど、素人が見ても奥が深すぎてあんまり良くわからないのだ。もっと大衆ウケする方がお客が呼べると思うのだけど・・・なんなんだ。県民性か。
それはさておき、『犬王』。
気になってはいたものの、行くかどうかちょっと迷った。
実はこの作品、原作小説を先に読んでおり、
めっちゃわかりにくい
なので読後の感想はとにかく、
「???」
だったのです。
そして映画の感想も、ぶっちゃけ
「?????????」
でした。
一般のレビューを見ても、「素晴らしい!最高!」という評価と、「何が面白いのかわからない」という評価の振れ幅がでかいようです。
わたしはというと・・・「最高」と言うのは躊躇しますね。
映像や音楽がすごく凝っているのは同意するけど、自分はもっと物語性がある方が好きだからな。
あらすじとしては。
時は南北朝の世。将軍は足利義満様。
平家とともに壇ノ浦に沈んだ草薙剣を求めて、地元の父子が海の底を探します。が、その呪いで父は死に、子は盲目になってしまいました。
盲目になった子、トモナは琵琶法師に弟子入りし、京の都へ。そこで、「犬王」と言う奇っ怪な姿の踊り手と出逢います。
それを皮切りに、犬王は誰も見たことがない超スペクタクルな平家物語を舞と共に上演し、その犬王のことをトモナはロックな琵琶で弾き語りします。
つに将軍様のお目に留まった二人は、御前でパフォーマンスを披露することに・・・
「平家物語をロックで演ったら」
っていうアイデアは面白いのかもしれない。
音楽は自由だ!ソウルだ!
↑これがテーマなのでしょうか?しかし何故こんなことに、ってのが良くわかんない・・・
素晴らしいな、と称賛したい点は、
アヴちゃんの歌、
もう神
これに尽きるんだな。
あとはアニメの映像は素晴らしかった。
が・・・
やっぱりよくわからない。何を掴み取ったのか、何とも言えない。なのであんまりオススメは出来ないのです・・・
〜おまけ〜
そんな感じで頭が混乱していたところ、びっくりニュースが!
↓↓↓
逃げ若、アニメ化か〜!オメデトウ
これで南北朝ブームとか起きたらとっても嬉しいなと。
婆娑羅ブーム!とかね