ちょっとしたことで、引っかかり、何度も何度も気にかかる。
他の人にみせれば、
「どこにあるの?そんな小さなもので…。」
と言うくらいのもの。
だけど、ささくれをもった本人には、凄く気になりチクチクするもんなんだよ。。。
本当はちぎってしまいたい…そんな小さな痛みが、いっばいいっぱいあるんだよ。
子供の頃はもっと夜空が輝いていた。
月が、星が、雲が…
暗闇の中でも輝いていた。
大人になるまでのこの長い長い時間の中で、色んな物を見過ぎて、本当はあんなにも綺麗なものなのに、ちょっとしたことでは感じなくなってる。
だけど、最近わかったよ。
ゆっくり、観ることすらなかったってことが。
忙しさの中、慌ただしさの中、ゆっくり見上げることすらしなかったのだと。
下ばかり見て歩いていたから、気づかなかったのだと。。。
子供の頃とは
また違った気持ちで、今、また空を見てる。
その向こうに何があるのか…わかってはいるけれど、でも、また違った気持ちで空を見てる。
弱った身体、弱った心が、吸い込まれて行きそうで怖い時もあるけれど、
弱らないように、倒れないように、
そんな想いで空を見ている。
まだ、私は大丈夫。。。
まだ、私は大丈夫だよ。。。と。。。