Makoさんのまったりな日常 -4ページ目

Makoさんのまったりな日常

日々、ゆる~~~い感じで過ごしております(笑)

こんな書き出しをする短編小説を読んだことがある。

内容とかはすっかり忘れてしまったけど…

今...まさに、そういう事なのである。

 

そんな時期が来たんだな…

 

若い頃は自分の存在しない世界を夢に見たり...憧れたり...

大好きだったヴォーカリストが謳った様に

【人は毎晩死に…毎朝生まれる...】

そんな風にやり直せたらどれだけいいだろうって…

泣いた夜もあった。

 

今年の春...いや、それ以前よりわかったいた事

 

今...

右胸にあるやつは、そいつに間違いないって事

 

それがわかっていたからこそ、人里離れた山奥に居を構え

ひっそり隠居生活を楽しむと決めたのだから。

 

春より爆発的に育ったこいつは進行性で...

息子が東京に旅立つ頃には、自らの皮膚を食い破り自壊した。

 

...安心して東京で生活出来るように...

...まだ...まだ大丈夫。

痛みの止め方もわかってきた。薬の使い方も大丈夫。

トラマドールはまだ在庫がある。

 

今はまだ...病院のベッドに縛られたくない。

 

梅雨が終わり...

ぼちぼち旦那さんや子供たちの生活も落ち着いて

仕事ものんびりしてきた頃

いつまでも続く咳が気になって...

血液検査を受けた時。

 

「腫瘍マーカーの数値が尋常じゃないので、すぐに病院を紹介します」

 

...って電話を切るとすぐに、港沿いの大きな専門病院の予約専門番号から電話がかかってきた。

否応なしに翌日にはPET-CT。すぐに指定病院が決まって...

自分で運転する車で向かう。

 

昨日とまったく変わらない私の身体。

その身体はすでに病巣だった。

 

...いよいよか。

 

「出来たら家族に話さずに、治療をしたいのですが…」

「もう切除出来る状態ではないので、全身に薬を投与して化学療法をしますが

入院時にご家族の承諾がいるので、ご主人にはお話しておかないといけません。」

 

う...困ったな…

今後のスケジュールとかやんわりキャンセルして、副作用がどんなもんか様子見ないと...

心臓弱めやから...フェスゴとドセタキセルくらいかな?

一定クールが終わっても緩和ケアしかないわけやけど...

そんならこのまま緩和ケアだけしながら、その時を待つか…

 

渋々...旦那さんに連絡

長い長い沈黙の後

 

「頑張って治していきましょう。」

 

そっか。

あなたの大好きだと言ってくれた、長い髪も抜けちゃうよ。

右手が痺れたまま動かなくなってしまうかもよ。

そうなるともう…

うちのねこたちよりお世話がかかるようになるよ…

 

「大丈夫。よくなるよ。」

 

その翌日。

ばっさり髪を切った。

その長さは90cmあった...

 

その数日後

旦那さんと一緒にステージと余命宣告を受ける事になる。