東南アジアの脱炭素の動き | 試験に出ない〇〇

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<独自>東南アジアの脱炭素へ支援機関設置 日ASEAN首脳会議期間中に合意へ
-産経ニュース 2023.12.08-

世界、特にヨーロッパで起きている
環境保護の流れに合わせて
東南アジアでも環境保護に向けた動き
というのを見せたい
という思惑なのではと思います。

ただ規制を設ける、と言っても
東南アジアの国々に理解される事は
厳しいかと思われるので
一つの案として「石炭ガス化複合発電」
を勧めてみるのもいいのでは
と私は思っています。

石炭をガス化して高効率化を実現「石炭ガス化複合発電(IGCC)」
-NEDO 取材2013年-

なぜIGCCか、という点の答えとして
原発より安く造れる
従来の石炭火力発電と比べてCO2排出量が
半分近くになる
ガス化は現在使われていない質の劣る石炭

(褐炭)からでもガス化ができるので
燃料費の引き下げが期待できる
という点が挙げられます。

ヨーロッパでは石炭火力発電に
かなり否定的な見方をしているようですが
ASEAN各国の中には
「債務の罠」にハマって
原発を造るだけの資金を準備できない
という国もあると思います。
そういう国にとって
IGCCは当面の対策の選択肢のひとつ
として有力になるのではないかと思います。

…個人的には
CO2が増えると温暖化につながる
という根本的な部分がわかっていないのと
むしろ氷河期突入に
そろそろ備えた方がいいのでは
と思っているので
ヨーロッパにたたかれない程度に
それなりの対応しておけばいいのでは
と考えていますが…。
そう考えているのは私だけかな?