トイレの使用制限の裁判で
全裁判官が補足意見をつけました。
全裁判官が異例の個別意見 トイレ使用制限訴訟
-産経ニュース 7/11-
最高裁の裁判官が判決に補足意見をつけるというのは非常に珍しいケースです。
意図としては、イロイロの場面での性的少数者への配慮のあり方について議論をしてほしいという意図があるという事です。
最高裁の裁判官全員が判決に捕捉する形とはいえ、意見を表明するというのは珍しいケースですし、国民審査の際の参考になるのではないかと考えています。
私の記憶では、国民審査って、たいてい選挙と同時に行われていて、官報(選挙公報)も発行されています。
でも、内容は関わった裁判を羅列してある程度で、個々の見解等を知ることはできなかったと思います。
なのでこういう裁判官ごとの意見というのは、国民審査の審査材料としてもとても貴重な材料になるかなと思っています。
国民審査は×印を付けなければ承認下のと同じになります。
意見が異なる判断をした人を覚えていないからって白紙で出しちゃうと承認したことになります。
最高裁判所裁判官国民審査制度について
-総務省-