ロシア側の軍で、現在バフムトを担っている
民間軍事会社ワグネルのトップ
プリゴジン氏が10日にバフムトから撤退すると表明しました。
ワグネルのトップ、１０日にバフムート撤退と表明 弾薬不足理由に
-CNN.co.jp-
※リンク記事中では「バフムート」となっていますが
ブログ文章では「バフムト」とさせて頂きます。
…う～ん、情報がたくさん上がっているのですが
真偽の程がよくわかりません。
偽旗作戦の一環のひとつという説と
本当に弾薬が不足しているという説の両方があります。
偽旗作戦の説としては
プリゴジンは"プーチンの次"を狙っているので
ここで大きな戦果を挙げたいと狙っているのでは
実際に数日前にバフムト近郊の村に
焼夷弾爆撃のような攻撃をしていて
今、急いで撤退するほど弾薬が不足しているとは考えにくい
というのがこの説の根拠のようです。
弾薬等の不足分は中国・北朝鮮,etc.から補給している？
本当に足りていないという説としては
西側の戦況を分析している多くの軍事アナリストが
弾薬が不足しているであろうと考えていて
これまでの無謀な作戦のために
弾薬だけでなく、自軍の兵士の損耗も激しくて
このままでは自分たちの軍がバフムトで無くなってしまう
と危惧していて保身に方針転換して
できる事なら撤退したいと考えているのでは
という事が根拠として挙げられているようです。
5/9の戦勝記念に合わせてロシア軍から
それまでに制圧しろと、かなり無茶な要求もされているようで
それに嫌気がさしてきたのかもしれません。
いずれにしても、日本の連休明けすぐに
戦況に大きな変化が起こる可能性が出てきました。
それと同時に中国、北朝鮮がこれらの事を踏まえて
どのような行動をとるのか
注意深く見ていかなきゃいけないと思っています。