前のがNGだったようなので修正しました。
どうだろうな…これでもダメかな…。

バーバラ片桐さんの「真実と生贄」完結編です。
事件解決編「嘘と弾丸~真実と生贄完結編」と
続編でその後の二人の話の二部構成です。

面白かったー!
後半は、調教とオークションで萌えシーンがほとんど!
。(ёё。)(。ёё)。うふうふ♪

イラストは奈良千春さん!
すっげポーズの絵呂挿絵に萌えます!
ハァァァァァァ(*´Д`*)ァァァァァァ

前作のレビュはコチラ

真実と生贄

嘘と弾丸~真実と生贄完結編~ 著者:バーバラ片桐 イラスト:奈良千春
ラヴァーズ文庫 BL小説 2011年4月
★★★★
嘘と弾丸~真実と生贄 完結編~ (ラヴァーズ文庫)/バーバラ 片桐
¥620
Amazon.co.jp



◆あらすじ(裏表紙)一部修正
霞ヶ関・法務省で起こった立てこもり事件――。死刑囚が無実を訴え、数人の幹部を人質に立てこもっている。警視庁に所属する交渉人の兼坂鴻一は、犯人説得のすえ、自らも人質となり、事件現場に潜入することに成功した。 しかし、死刑を宣告されるほどの凶悪犯である悠木は、ひどく冷静で、駆け引きの主導権を握るため、鴻一に快楽のゴーモンを繰り返す。そうして強制されるまま、鴻一は悠木の起こした殺人事件を調べなおすことになったのだが、そこに潜む残酷な陰謀は、鴻一の身も危険に晒し…。壮絶な心理戦ののち、お互いが手に入れた真実とは…。地下オークションを暴く番外編『快楽の限界』大幅収録! ◆


事件の真相は比較的スムーズに明らかになっていきます。
この本を読む前に前作の再読をしていないので、
張られていた伏線が全て回収されたどうかはわからず。

事件の解決は都合よすぎな感もあるけど、
この本のメインはその後の二人のお話、
「快楽の限界」だとわかるので問題ないかと思います。
というか、こうしないと後が続けられないですもん。


「快楽の限界」
前半は、その後の日々の中で、
鴻一が悠木に対する自分の感情を
なかなか見つめようとせず、
ツンな性格が前面に出ちゃってますwww

口をついて出る言葉は素っ気無いものばかりで
でも、心の中はモヤモヤ…。
ほんとツンデレだよ、鴻一!

後半は、ヤクザに拉致されるという
一応サスペンス展開なのだけど、
お道具絵呂がてんこ盛りなので
読んでるとムフムフ楽しくなっちゃっいます♪

鴻一をオークションに出すための調教を
悠木が担当するのです( *´艸`)ムププ

機械仕掛けのbye部が出てきますよ~(>▽<)きゃー♪
ビーチ区責めもありまする!

その後のオークション会場では
カメラを仕込んだbye部登場!しかも金ピカ!
むふ♪(* ̄ー ̄)

絵呂シーンが延々と続く流れの中に、
鴻一が悠木への恋情を自覚せざるを得なくなっていく
心情描写もきっちりあって満足でした。

それにしても鴻一を甚振る悠木が
どことなく楽しそうで、彼はほんとドSですw

そして、ラスト間近は恋愛モードな会話もあり、
最後の最後に鴻一のデレが覗くという、甘いラストも良かった!

あと思わず噴いたネタが一つ。
金色bye部を悠木から手渡された鴻一が
「悠木のとどっちが大きいかさりげなく比べた」ってくだり。
鴻一ったら、クールな顔して脳内ではそんなことしてんのね。

なんか可愛いわ(*≧m≦*)ププッ

悠木と行動を共にしていた佐川は
「快楽の限界」では自身は出てきませんが、
悠木を通して彼の様子が少しだけわかります。

佐川も面白そうなキャラクターだったので、
彼のお話も読んでみたいかなって思います。
バーバラさん、書いてくれないかしら?


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