綺月陣さんの「龍と竜」シリーズの最新刊。
次郎と颯太のお話です。
レビュの前に地雷のお知らせ。
「攻めが他の男を抱く」というのが地雷の方は、
このお話ではH描写がガッツリありますので要注意です!
この地雷に関しての那義の状況は
中原一也さんの「逃した魚」レビュに書いた付加条件に
当てはまらないので大丈夫でした。
付加条件詳細はコチラに→ 逃した魚
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龍と竜
龍と竜~白露~
龍と竜~銀の鱗~
龍と竜~虹の鱗~ 著者:綺月陣 イラスト:亜樹良のりかず
ガッシュ文庫 BL小説 2011年4月
★★★
- 龍と竜―虹の鱗 (ガッシュ文庫)/綺月 陣
- ¥630
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◆あらすじ(裏表紙)
兄に育てられた寂しがりやの颯太は凛々しく美しい青年へと成長した。子供の頃から可愛がってくれる市ノ瀬組組長の高階次郎が大好きで、次郎もまた恋人として颯太を愛してくれた。しかしある日、次郎が別の男と抱き合うシーンを目撃してしまう。「Hは大人になってから。それまで絶対浮気しない」と約束してくれたのに。次郎に裏切られたと悲嘆にくれた颯太は…? ◆
このシリーズは大好きなんです。
というか、龍一郎と竜城のカプが大好きなんですよ。
「銀の鱗」で始まった次郎と颯太のカプは
ちょいと苦手だったりしてましたwww
この本でも始まりはまだ颯太が13歳。
ショタがダメなので、
颯太の次郎に対する
相変わらずの甘ったるい媚に
読むのがかなり苦しかったwww
このまま続いたらどうしようかと思ってましたが、
颯太が大人の現実(あらすじにある出来事)を
知ってしまって以降はじっくり読ませてくれました。
次郎に裏切られたと思った颯太は、
5年間ずっと苦しみ、自分を傷つけ
颯太を守ろうとする真藤をも傷つける日々。
そんな颯太が痛々しく感じますが、
でもそれは逃げているだけに過ぎず、
結局は甘えでしかない。
それをバッサリと切った竜城のセリフが
とても胸に響きました。
やっぱ竜城はいいなぁ~!
颯太には芸術的才能があるというくだりがありまして、
絵を描いているんです。
4匹の龍が絡み合う絵。
黒龍、白龍、赤龍、蒼龍。
中でも白龍が最強というのには納得。
もちろんこの4匹の龍は4人のキャラが当てはめられてます。
誰が誰かは本作でご確認を!(o ̄ー ̄o) ムフフ
次郎と颯太の結末は納得できましたよ。
うん。颯太が18歳になってるので
那義的にも楽しめました。
32歳差Hですよ。すげーwww
この作品を読んでてちょっと気になったのが、
ヤクザって仕事で男や女を抱くことが日常なんですかね?
いえ、現実がどうなのかは別として、
BL的にはちょっと厳しいよね~。
それじゃヤクザモノは地雷必須になってしまうような…。
それにしても、攻めが他の男を抱くというエピが、
那義が読んだ他作家含めた先月と今月の新刊で3作目ですよ。
地雷の人も多いというのに、これはいったいなんの現象?www
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